朝5時くらいに起床というか、子供たちが大騒ぎしていて目が覚めたというか、起きるしかない状況になってしまった…… 夕寝たのが遅いため、非常に眠い……
だけど、もともと6時からジョギングには行こうと思っていたのだが。 子供たちも何人かジョギングに行くというので、近くにある「佐田の沈下橋」まで走りに行ってきた。 外はまだ真っ暗。 普段ジョギングで使っているLEDのバンドを持ってきているので、それを手に持ちながら走る。 走ると言っても小学生の子供たちのスピードは非常に遅く、走ったり歩いたりなので、キロ9分くらいのペースで。 なので最初からジョギングするような格好にはなっておらず、防寒対策バッチリの格好で走りに行っている。
佐田の沈下橋まで1.4kmくらいなのですぐに到着したが、まだ暗すぎて全然沈下橋っぽい感じがしなかった。 沈下橋の上にいるのに…… そのまま宿泊所まで戻った。
走りに行っている間、宿泊しているお母さんたちが朝ご飯の準備をしてくれていた。 朝ご飯は、ご飯に味噌汁、ウインナーに目玉焼き。 ウィンナーは100本近く、目玉焼きはフライパンに卵を一気に10個くらい投入して焼いていたので、全部で30個分くらいあった。 だけど、ウィンナーは非常に人気で子供たちが全て平らげた。
子供たちの食事が終わった後に大人は食事をしたが、ふりかけと目玉焼きしか残っていなかったので、それで朝ご飯を済ませる。
四万十旗争奪小学生野球大会は受付が8時から、開会式が9時から、場所は「安並運動公園 野球場」通称「四万十スタジアム」という場所で行われる。 宿泊所から車で10~15分くらいの距離。
開会式は全16チーム、チームごとに入場行進をして整列する。 行進時は地元の中村中学校の音楽部の演奏で入場する。 曲は名探偵コナンのテーマ曲だった。
行進が終わって挨拶、国旗掲揚、選手宣誓などがあり、最後に地元の伝統芸能かわからないが、太鼓の実演があって、それが10分超だった。 すごい迫力だったのだが、少々長かったな……
開会式が終わり、各チーム試合会場へと移動する。 自分たちは四万十球場のすぐ横にある運動場が会場。 今大会では「四万十補助」という名称になっている。 本球場で試合できないのが残念だが、移動がないのでまだよかった。 12時開始予定の2試合目、勝った場合は14時開始予定の3試合目。 まだ時間があるので車の中で待機したり、11時に配られるお弁当を食べてからアップをしたり。
今回は審判などが無いので、カメラマンに徹することにした。
しばらくして試合時間となった。 相手は愛媛県の「EHIME 101 DOGS」というチーム。 監督やコーチは相手チームの情報を調べているかもしれないが、県外チーム、特に6年生の合同チームはほとんど情報がないので、どれくらいの強さなのか、どんな選手がいるのかなど全くわからない。
スコアが手元にないので、詳しいゲーム展開は思い出せないが、三女は9番セカンドで出場した。 試合は7-0で勝利し、結果だけ見たら快勝だったけど、決して楽な試合ではなかったと思う。
思うようにヒットが打てなかったり、相手の左投手の一塁牽制でアウトになったり。 ただ大きなミスはなく、投手の制球も良くて勝利できたのだと思う。 グラウンドはもともとサッカーなどができるグラウンドなのでライトが非常に深く、100m以上あると思う。 自分たちの選手がライトオーバーの打球を放ってランニングホームランになったのだけど、ホームランを打った選手がホームベースを踏んだ時、ライトの選手はまだボールに追いついていなかった。 それほどライトは広い。
次の試合は「岡山選抜」。 このチームはオール高松という高松市の選抜チームが12月に倉敷大会の準決勝で対戦しているが16-1くらいの大差で敗れた相手。 その時のベストメンバーでは挑んできてないという情報があるが、強い相手であることに間違いは無いだろう。 今大会は1日で75球か70球くらいの球数制限があるようなので、1試合目先発した投手はショートへ。 1試合目センターだった選手が投手となり、ショートがサード、サードがセンターへと守備を変え、先発メンバーは同じ選手たちだった。 三女は9番セカンド。
この試合もスコアが手元にないのだが、初回から相手の攻撃に耐える場面が多かった。 初回は簡単に2アウトを取った後にランナーを出してしまい、2アウト23塁。 2回もノーアウト23塁の場面があったと思う。
3回に1点を取られる。 4回はアウトカウントは忘れたが、ランナー12塁か23塁の場面で、打者が初球をファールフライを打ち上げる。 捕手がダイビングキャッチを試み、グローブにボールが入ったが、こぼれてファールになってしまう。 その直後、相手の監督が代打を送る。 1ストライクからの代打ってあまり見ないが。 相手ベンチからは「1球で決めてこい」と言われた選手に対しての1球目。 思い切り振り抜いた打球はライトの頭の上を越えていく。 ライトが懸命に打球を追うが、1試合目と同じくライトは非常に広く、結果的に3ランホームランとなってしまう。 代打で送られ「1球で決めろ」と言われた選手が1球で3ランホームランを打ってきた。 凄まじいチームだと思った。
直後に1点返したが、追加点を入れることが出来ずに1-4で敗れてしまった。 ただ、強い相手だったけど、決して勝てなさそうな相手ではなかったようには感じた。 しかし惜しくても負けは負けなので、明日は本戦出場することは出来ず、交流大会へと回ることになった。
試合が終わって宿泊所に戻る。 宿泊所には室内の浴室と、庭にも浴室があって、庭の浴室は薪で沸かすお風呂だった。 こんなお風呂見たの初めてで使い方など全くわからないので、慣れてる人がやっていた。 子供たちは順番にお風呂に入ってはしゃいでいた。
自分は簡易洗濯機を使ってユニフォームのズボンを洗ってから、庭に設置してあるかなり古い洗濯機で洗い終わったズボンやその他の野球ウェアを選択する。 「給水」「洗い」「すすぎ」は手動で操作しなくてはならず、脱水は別になっているので2層式? 今は「全自動」だけど、昔はこういうタイプだったから、今のが「全自動」というのか。 給水も洗いもすすぎも手作業で操作しないといけないので非常に時間がかかったし、古い洗濯機なので本体の大きさの割に中に物が入らない。
16人分の洗濯をするのに2時間以上かかったと思う。
18時半くらいから、新ロイヤルホテル四万十という場所で開かれる交流会に、監督とコーチと行く。 本当はもう1人のコーチがいるのだが、体調不良のため、何故か自分が代わりに参加することになった。 「6,000円かかるけど行けますか?」と打診を受けて「行けます」とは答えたが、野球詳しくない自分でいいのかな?というのが正直な所。 だけど、そういう場に行けるチャンスがあるなら、間違いなく行ったほうがいいので、即答で「YES」と言ったけれど。 ただ今回は香川県の他のチームは交流会に来てないので、唯一香川県から来ている自分たちのチームが、香川県の代表という扱いになってしまうので、お酒を飲みすぎて泥酔したり暴言吐いたり、香川県やチームに泥を塗らないようには、非常に気を使った。
19時から始まった交流会は、乾杯の挨拶をする前に、席についた人から勝手に飲み始めるのが「四万十式」らしく、先に飲んでくださいとアナウンスされた。
一緒のテーブルには「京都右京選抜」「宝塚タイガース」のチームの方と一緒になった。 自分の左が京都右京選抜の監督か代表の人なので、根掘り葉掘りチーム事情や京都や右京区の野球状況、起用情報、進路情報など細かく聞いてしまった。 最後の方では、先程対戦して敗れてしまった「岡山選抜」の監督とコーチに、1ストライクからどうして代打を送ったのかなど聞いてしまった。
最後に抽選会があって、特大文旦を3個ゲットした。
監督はこのホテルに宿泊しているようで、そのまま部屋に戻っていった。 自分とコーチは宿泊所から迎えが来てくれたので車に乗って宿泊所に戻る。 宿泊所に戻ったら、ホテル宿泊の人たちは既に帰った後だったので、一緒に飲むことは出来なかった。
宿泊所で残った夕飯を食べる。 四万十は「さわち料理」というのが有名らしく、本当は刺し身とか入っているようなのだが、そういうのは子供たちに人気だったようで残っておらず、子供たちに不人気だったような、鯖の頭にご飯の入ったものや、締め昆布巻きみたいなものばかり残っていた……
宿泊所でどぶろくやビールなど飲みながら楽しくおしゃべりをしていた。 お母さんたちは23時半くらいに寝て、残った男3人で飲んでいたけど、少年野球時代の監督がソファで寝てしまって、最後は2人で飲んでいたけど、25時前くらいにお開きになった。
その部屋のテーブルをどかして、布団を敷いて、少年野球時代の監督を布団に寝かせ、自分はお風呂に入る。 外の薪のお風呂じゃなくて、室内のお風呂へ。 ただ、お湯をいくら出しても全然暖かくならず、シャワーの水温をロック外して最大まで上げた状態で、追い焚き的な事をしながら湯船に入っていたが、いつの間にか寝てしまったようで、26時前くらいに目が覚めた。 最大温度のシャワー出しっぱなしなのに、シャワーから出てくるのは38度くらいのお湯で、体が結構寒かった。
風呂から出て歯磨きなどをして、26時過ぎに就寝。 明日も朝早く起こされるだろうから、目覚ましはかけなかった。