二日酔いでベトナムに移動

晴れ朝5時半くらいに起床。 昨夜の記憶は全然無いが、なんとか朝起きることが出来た。 朝起きた直後はそれほど酔ってない感じがしたが、数分経ったら猛烈な吐き気などに襲われた。 とりあえず大量に水を飲んで、アルコール分解をしていかなくては…… だけど、今日からベトナムに行かなくてはならない。 朝のバスが6時40分出発。 荷物を金曜日のうちに準備しておいて、本当に良かったと思った。 リビングにパスポートやお金を含む荷物を置いてあるので、朝慌てなくて済んだ。
ただ、ベトナムのホテルに到着してから忘れ物が判明したが、スマホ充電用のAC->USB-Aの変換器を持ってくるのを忘れてしまった。 ただ、パソコンを持ってきているので、パソコン給電しながらUSBポートに刺すことで、スマホの充電はすることができたので、それほど不便でもなかったけれど。

6時過ぎに妻にゆめタウンのバス停まで送ってもらった。 気持ち悪すぎてファミリーマートで温かいお茶と、バスや飛行機の中の感染予防や、自分がアルコールかなり残ってるので回りに迷惑かけないようにとマスクを購入した。
バスの待合所で20分くらい待っていたが、気持ち悪すぎてトイレで何度か吐いた。 固形物は出ないで、さっき飲んだ水だったりお茶だったりが出てくるだけだけど。
こんな状態で本当に今からベトナム、まずは大阪難波まで行くことができるのだろうか?

時間になりバスに乗り込む。 自分は後ろから4列目の右側の窓際。 トイレ行くことを考えたら通路際の方が良かったなぁ…… バスは満席で移動する余地は無い。
気持ち悪すぎるので寝ることに専念したい。 高松中央ICのバス停を過ぎてから高速道路区間になる。 高速道路区間に入ってすぐ、かなり吐きそうになったので、隣の人にどいてもらいバスのトイレへ。 5分くらい吐き気と格闘。 飲み過ぎでお腹の調子もかなり悪い…… ただ、いつまでもトイレに入っていても、全然状況が変わらないので座席に戻る。 気持ち悪いながらも寝ることが出来て、とりあえず淡路島の室津PAまでやってきた。 ここで10分間のトイレ休憩があるので、すぐにトイレに駆け込んで吐く。 喉が乾いている感じがするし、アルコール分解するのに水分を摂らないといけないのは分かっているのだが、飲むとそれがすぐに吐いて出てきてしまうので、飲むことも躊躇する。 とりあえず何度か吐いて落ち着いて、バスに戻る。

ここからも寝ることが出来て、多分3時間のバスの旅の中、2時間半くらいは寝てることが出来たと思う。 とりあえず大阪難波には到着することが出来た。 予定より15分早い9時30分に到着。
ここから関西国際空港まで移動。 移動手段は電車かバスがあるが、バスを選択。 同じ高速バス乗り場から乗ることができる。 1,300円でチケットを購入して、9時40分出発のバスで関西国際空港を目指す。
バスはガラガラで、前にも横にも人はいなくて良いのだが、このバスにはトイレがついていない。 空港までの40分くらい、吐きたくなったりトイレに行きたくなったりしないことを願う。
あまりにも喉が乾いている感じがしたので、バスの中で2口くらいお茶を飲んだが、これが悪い影響を与え、かなり気持ち悪くなってしまった。 とりあえず緊急時のためにビニール袋があることを確認して、目をつぶって寝ることに専念する。

なんとか吐かずに10時25分くらいに、関西国際空港に到着。 空港に着いて、まずすぐにトイレへ……
今回は大阪からベトナムのハノイまで、ベトジェットエアというベトナムのLCCで直行便で向かう。 出発は15時30分。 まだ10時半なので、かなり余裕があるが、自分的には12時前に到着する予定だった。 思っていたよりバスが早く着いたのと、空港バスの乗り継ぎもスムーズだったので、まだかなり時間がある。
とりあえず気持ち悪すぎるので、チェックインなどを早く済ませて休みたい。 だが、ベトジェットエアのカウンターに行ったら、前に離陸する台北行きのチェックインしかやっておらず、ハノイ行きのはいつになるかわからないとのことだった。 「わからない」ってのがまた適当な答えなのでベトナムっぽいなぁと思った。

あたりウロウロしたり、またトイレに行ったりしたが、空港は混み過ぎで落ち着いて休める場所はない。
自分のクレジットカードには「プライオリティパス」というのが着いているので、空港のラウンジで休むことにしたが、出国ゲート前にあるラウンジは、一旦空港から駅の方に出たところにある「エアロプラザ」という建物に入っている「カフェラウンジ NODOKA」という施設に行くことにした。
プライオリティ・パスの特典で「昼食無料」「アルコール飲料2本提供」「シャワー無料」の中、2つ選べると説明を受けたが、昼食もアルコールも無理なのでシャワーだけ浴びることにした。 昨夜気が付いたら浴槽の中だったけど、多分体とか頭とか洗ってないような気がするから、体をスッキリさせたい。 フェイスタオルは付いているが、バスタオルは440円だった。 レンタルではなくもらえるみたいだけど、これから出発なので捨てるしかないな…… シャワーはゲストハウスのシャワールームみたいに1平方メートルくらいしかない狭い個室みたいなやつだった。 40分間無料だが、シャワーだけで40分は潰すことはできないな。

胃の中はスッキリしてないが、頭と体はスッキリした。 3時間無料で休憩出来て、入店時に部屋を選んだ。 普通のラウンジみたいなオープン席しか無いと思っていたのだが、漫画喫茶みたいなゲーミングチェアみたいなルームや、フラットルームがあって、寝たいのでフラットルームを選択しておいた。 アラームを1時間20分後にセットして寝る。 一瞬で寝ることが出来たが、個室ではないので、回りが結構騒がしかった。 それでも横になれただけでかなり楽になった感じがした。 無料ドリンクバーもあったがとても飲める状態ではなかったので、シャワーと寝ることに専念した。 14時半まで滞在することができるのだが、チェックインの時間などもあるので13時過ぎに出ることにした。 このラウンジには本当に助けられた。 ここで休んだか休んでないかは、これからの移動に大きく影響していただろう。
フラットルーム

その時間にベトジェットエアのカウンターに行ったら、もう受付をしていたので並ぶ。 20分くらい並んでチェックインと荷物預けが終わった。 自分が次呼ばれる番になったら、普通に後ろに並んでいたベトナム人が一番前に行こうとするので腕で制止して「I’m in line」と言って前に行かせなかった。 偏見だけど中国もそうだけどそういうのが普通なんだろうな…… チェックインが終わってから手荷物検査と出国手続きを。 手荷物検査はかなり混雑していて30分くらいはかかったと思う。 出国審査は係員がパスポートをチェックしたりするのではなく、完全に機械化されていて、パスポート置いて顔認証するだけで一瞬で終わった。

その後「最後の両替所」と書かれた場所があったので、3万円をベトナムドンにする。 レートは1ドンが0.007円。 端数があるので100円多く取られて、30,100円で430万ドンになった。 単位が多すぎてわけがわからないが、基本的には千のくらいからしか使わないらしい。 日本円への計算方法は0を2つ取って0.7をかける。 以前は0.5だったらしいが最近は円安なので0.7のレートになってしまっている。

出国審査後は免税エリアになるのだが、大阪だからか? 免税エリアの一番最初が化粧品コーナーでものすごい綺羅びやかだった。 ベトジェットエアはLCCなので、関西国際空港の10番ゲート、つまりメインのゲートではなく、端の端の方のゲートが搭乗口に設定されていた。 端のゲートまではモノレールみたいなもので移動し、下りてからも数分歩いて、ようやく10番ゲートに到着した。

飛行機は15時30分出発なので、その20分くらい前には機内に入れるかな?と思っていたが、遅れているのだろうか? 15時20分くらいに乗客たちが下りてきて、機内に入れたのが40分くらいになっていた。
ハノイ行き

座席は19F。 前から19列目の右の窓側。 座席は左右に3つずつあるのでA~CとD~Fとなる。 嬉しいことにDE席共他の乗客はいなかった。 後ろの席も同じ状況で、前の席は友達同士か?DとFになっていた。 だけど後方、25列目より後ろの方は6席ともビッシリと埋まっていた。 どういう席の割り振り方をしているかわからないけど、後ろの方のぎゅうぎゅう詰めの人たちは同じツアーとかなのかな?
ぱっと見渡す限り機内はほぼベトナム人。 西洋人も何人か乗っていたが、日本人っぽい人はいるのかすらわからなかった。 多分何人かは乗っているのだろうけれど。

飛行機が離陸するのでスマホは機内モードへ。 LCCなのでWi-Fiもなく、スマホがオフラインだとやれることもほぼない。 そして、まだ微妙に気持ち悪いので、とりあえず寝ることにした。 離陸してからすぐに機内販売があったが、とりあえず寝る。 機内販売が終わって30分くらい経ってから消灯。 2時間ほど寝たところで目が覚めた。 だいぶ気持ち悪いのも落ち着いてきたが、もう17時半だからな。 昨晩飲み始めてから24時間になろうとしている。 機内のトイレに行って、席に座ってウトウトしていたら、電気が点灯して、二度目の機内販売がやってきた。 喉が乾いていたので何か注文しようと思う。 それと朝から何も食べてないのでお腹が空いてきたが、食べられるかどうか非常に微妙だ。 だが、何か食べておかないとやばい感じもする。
機内販売の人に声をかけて、片言の英語で温かい紅茶を買うことができた。 「食べ物も買いたい」と伝えたが「カップラーメンしかない」と言われてしまった。 自分の信念でカップラーメンは食べないようにしており、高校生時代を最後に、20歳くらいに登った富士山山頂で1つカップラーメンを食べてしまったが、25年ほどカップラーメンを食べていなかった。 だが、それしかない状況なので食べるしかなかった。
カップラーメンはタイのラーメン? 味はあまり美味しくなくピリ辛だった。 結局3分の1くらいしか食べることができなかった。 ピリ辛は刺激物なので、弱った胃にはかなり怖かった。
価格表がよくわからなかったが、13万ドンだったっぽい。 13万ドンなので910円ほど。
翼 カップラーメン カップラーメン

それからは寝たりオフラインでもできるDuolingoで勉強したりで、搭乗してから5時間半くらいで、ようやくベトナム・ハノイのノイバイ空港に到着した。
空港に到着して入国審査が長かった。 長蛇の列が出来ていて2分で3人くらいしか処理できていない。 ゲートは5つくらいしか無いし、途中でゲートの人がトイレに行ったりする。 入国審査を抜けるのに1時間近くかかった。 入国する時に用紙に書かないといけないのかな?と思ったが、何も書かずに、パスポート以外見せずに、話しかけられずに入国することができた。
それから機内預け入れ荷物を受け取って、ようやく制限エリアから一般エリアに出てくることができた。 日本とベトナムの時差は2時間。 今はベトナム時間で21時、日本時間では23時だ。

まずはSIMカードの手配。 1Fに出たのだが、見渡せる部分だけで、SIMカードを取り扱っている店が8軒ほど見える。 事前に調べてはいるが、どこの店やキャリアがいいとかよくわからないし、36時間しか滞在しないので、どこでも特に変わらないだろう。 めっちゃ呼び込んでくるおばさんがいる店に、そのまま呼び込まれてSIMを購入した。 30GBで電話番号無しのSIMが20万ドン(1,400円)だった。 SIMカードの入れ替えなどは店の人がやってくれた。

機内では微妙なものしか食べられなかったので結構お腹が空いている。 お腹に優しそうな安全なものしか食べられそうにないので、全然ベトナムっぽくないけど、クロワッサンと水を購入。 ベンチに座ってクロワッサンを食べる。
ノイバイ空港

さて、ここからハノイに移動しなくてはならない。 ハノイまでは30kmくらいあるらしくて、初心者はタクシーしか使うことができない。 上級者はバスもあるらしいが。
5年前にベトナムに来たときもそうだったけど、ベトナムはタクシーがやばい。 どうやってぼったくりじゃないタクシーに乗るかを事前に調べていて、結局は声をかけてくるタクシーには乗らず、正規のタクシー乗り場に止まっているタクシーを選ぶのが一番良いようだった。

空港から出たら右手にタクシー乗り場があるのだが、出た瞬間めっちゃ声をかけられる。 「Taxi? Taxi?」とか言われるが日本語で「わからない」と答えて相手にしない。 「Are you from? From?」とか聞いてきたが「わからない」と貫き通しながら歩いていく。 最終的にはスマホの言語切替画面で色々な国の名前を見せられたがフル無視で歩いていく。 こういう業者のタクシーは、タクシー乗り場には入れないらしいので、その乗り場の前方に何台も止まっていて、そこに案内しようとする。
タクシー乗り場の一番前のタクシーの場所まで来たとき、「I’ll ride this taxi」と言って、無理やり振り切って、正規のタクシーの運転手に荷物を預けて乗り込んだ。 まぁこれくらいは想定していたので大丈夫だったが、「わからない」と日本語で貫き通すしかないな。 相手は自分のことを韓国人だと思ったっぽくて、韓国語でも何か言っていた。 髪を染めてるから韓国人だと思ったのかな??

運転手にホテルの住所を見せる。 運転手は住所をスマホに打ち込んでGoogleMapみたいなナビアプリを頼りに出発。 タクシーは「G7」という会社らしく安心だった。 出発前に「メーター確認して」と言われたし。 料金体系はよくわからないが、ハノイ市内まで30万~40万ドンとネットには書かれていた。 泊まる場所は「旧市街」という場所らしく、近づくにつれて交通量が非常に多くなってきて、ホテル間近では大渋滞でほとんど動かなくなった。 人もバイクも多くてやばすぎ。 最寄りの路地まで送ってもらって料金を支払う。 38万ドン(2,660円)だったので40万ドン渡してお釣りはサービスしてきた。
旧市街

ホテルは日本語では「プリンスホテル」という名前だが、実態はAirbnbで使うような安いホテル。 現地では「Il Divo Hostel」という名前らしい。 2泊で10,408円。
チェックイン時にパスポートの写真を取られる。 部屋は302号室だったけど、ベトナムは1FがGで、日本で言う2Fが1Fなので、302は4Fだった。 部屋にはベッドと、ベトナム流のバスルームがあるだけの部屋だけど、ただ寝るだけなので問題は無さそうだし、ホテルに期待はしていない。 部屋に入ったとき、なぜか4人寝られるように床にも布団が敷いてあったが「1人?」と聞かれて、敷いてあった布団は撤去してもらった。 バスタオルはそのままだったので、1人で2泊なのに、8枚くらい置かれていた。 歯ブラシも大量に置かれていた。
ホテル シャワールーム

もう体調は回復したが、今日は非常に疲れた移動だったなぁ。 とりあえず風呂に入ろうと思ったが、日本みたいに浴槽とトイレの間にカーテンみたいなのが無いのでトイレの床はびしょ濡れ。 だけどサンダルもあるので、そうやって使うものなのだろう。
寝間着的なものはないので、Tシャツの上に長袖を着て、下はパンツのまま寝ることにする。

ベトナムって暑いイメージだったけれど、夜はダウンジャケット無いと肌寒いし、思っていたより涼しいことに驚いた。 スマホの充電をするために、パソコンをコンセントに挿して、USBケーブルをパソコンに挿してスマホを充電する。 ベトナムは電圧が違うが日本のコンセントは挿さる。 パソコンの充電ケーブルは変圧器がついているので、そのまま挿しても大丈夫だった。
寝たのはベトナム時間で25時くらい。

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