亀阜杯

曇り朝7時15分、御殿グラウンドに集合。 今日は亀阜杯という亀阜ライオンズ主催の招待試合が開催される。 6年生のみ参加できる大会で、申込みのあった全チーム・全選手を、守備位置などを考慮しつつごちゃまぜにし、6チームに分け、6チームでのリーグ戦が行われる。 即席チームで戦う、勝ち負けよりも、交流を目的とした大会だ。
こういうタイプの大会は初めてなので、どんな感じになるのか楽しみ。

6チームにはそれぞれ監督がいて、監督の子供は監督と同じチームになるように分けられていた。 チーム名はセ・リーグ6球団のチーム名となっていた。
三女のチームは「スワローズ」で、監督は少年野球チームの時の監督。 監督しか決められて無くて、誰がベンチに入るとかは自由らしい。 ベンチに誰も入らないチームもあるし、スワローズは自分がベンチに入ることになった。

チームがごちゃ混ぜすぎて、どこのチームに誰がいるとか、全く把握できないまま、9時から1回戦が始まった。 打順は出てないメンバーも全員打つ。 なのでスワローズだと1番打者から13番打者までいる。 選手交代の回数やリエントリーは自由、投手は1試合2イニングまで、1日4イニングまでだったが、6イニングまでに変更になった。
試合は5イニング70分、70分過ぎた時点で強制終了なので、表の攻撃中でも、裏の攻撃中でも強制的に終了となる。 なので先攻が圧倒的有利となる。

試合は堅い守備で0-0のまま試合が終わった。 投手も良いし守備も良くて、見ていて面白い。 試合展開もものすごい早く、50分くらいで終わってしまった。
引き分けの場合は両チームの選手が1人ずつじゃんけんをし、勝利数が多い方のチームが勝ちとなる。 結果、スワローズは抽選負けになってしまった……

2試合目はAグラウンドで交流試合、この試合結果はリーグ戦の結果には加味されない。 自分は2試合目はCグラウンドで2塁塁審だったので、審判業務をするが、今回の審判は全然面白くなかったな。
球審が学童の人じゃないので、あまり盛り上がらなかったってのはあると思う。

お昼休憩は注文していたお弁当をみんなで食べる。 御殿グラウンドは仮設トイレが3つあるのだが、2つが汲み取り待ちで使用できず、立小便用の1つしか稼働してなかった。
なので大便や女子は御殿グラウンドではトイレに行けず、近隣のコンビニや小山グラウンドまで行かないといけないので非常に面倒だった。

午後から3試合目。 これも非常にしまった試合で、1-1の引き分けで終わって、またじゃんけんの抽選となった。 今度は抽選に勝手1勝1敗となり、リーグ2位で、別のリーグ2位のチームと4試合目をすることになった。

4試合目は2-3で敗れてしまった。 最後、2アウトランナー13塁でセンター前ヒットを打って3塁ランナー生還したのだが、センターの守備位置がかなり浅く、ゴロを捕球し2塁に投げ、1塁ランナーが2塁に到達する前にフォースアウトになってしまった。 こんなパターンあるんだなと思った。

まぁ今回は交流の大会なので勝ち負けはあまり関係ないが、6チーム中4位で亀阜杯が終わった。

終わって解散になったのが16時40分くらい。 今日は18時からレインボーの「居酒屋 La’なら」で合同チームの食事会がある。
家に着いたのが17時05分くらいで、家に迎えに来るのが20分。 たった15分しか時間がなく、その間に着替えたり準備をするが、次女と長男の夕飯も作らないといけなく、どう考えても間に合わなかった。
今日の夕飯はカレーなので、材料だけ切ったが、あとは自分たちで作ってもらうことになった。

18時から食事会。 このチームになって初めての食事会で、今日都合が悪くて来られない選手や保護者もいたが、大体のメンバーが揃って楽しい食事会となった。
食事会の最後に監督から少し厳し目の言葉が。 1月に高知の大会に1泊2日で行く予定になっているが、本気で勝ちに行く試合らしい。 移動費や宿泊費を考えると、1家庭4~5万の出費にはなる。 だが、勝ちにこだわるので現地まで行っても全く試合に出ず終わる選手もいるかもしれない。 もしそういうのが嫌なら事前に(選手登録をしないので)言って下さいと。 選手よりも保護者に対して言っていた。

少年野球の時のチームでも、SNSで良く不満タラタラな投稿も見たりするけれど、野球をやっているのは子供なのに、親の勝手な意見で、楽しくプレイしたチームを辞めて別のチームに移籍させられたりしているのを見たことがある。 子供自身が試合に全く出なかったとしても、出たかったなという思いはあるかもしれないが、それほど不満も無いと思う。 だけど、その親は不満爆発だろう。
まぁ三女も本気の試合に出してもらえるかわからないが、自分的には問題ない。 昨シーズン行っていた女子野球でも2試合やって1回も出なかったことや1イニングしか出なかったこともある。 現地で一緒に応援したり写真撮ったり、夜は飲んではしゃいだり、子供たち同士も部屋で交流したり、そういう時間を大切にしたい。 もちろん試合に出られるなら出られたほうがいいが。

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