走行距離:291km(合計:703km)
使用金額:1,926円(合計:5,328円)
福島県会津若松市~福島県楢葉町
朝7時起床。 夕べ眠くて8時過ぎくらいに寝てしまったので、11時間も寝ていたことになる…… 寝すぎかも。。。 すごい山奥まできたおかげで、おそらく一台の車もきていない。 とても静かな夜を過ごすことができた。 テントを撤収してさっそく出発。 まずは会津若松に向かう。


会津若松といえば「白虎隊」。 詳しくはよく知らないが、今から行く観光で勉強してこよう。
まず「鶴ヶ城」に向かう。 正面には有料駐車場が……車一台300円だって。 バイクも入れるみたいだが、無人のため同じ料金を支払うことになる…… ばからしい。
城の裏に回ってみる。 すると有料駐車場が。 今度は人がいる。 バイクの料金が書いてなかったので聞いてみる。 すると「二輪車は無料」だって! やったね! 300円得した♪
そして鶴ヶ城を見学する。 天守閣に入るには300円くらい必要なので入るのをあきらめる……
たしかここは中学の修学旅行で入ったことがあるはず……全然覚えていないけれど。
城の写真を撮って飯盛山に向かう。 向かう途中に会津若松の駅のすぐそばまでやってきた。 これだけ都会の駅に近ければPHSの電波の届いているだろう。 小学校があったので、正門の前にバイクを止めてさっそくインターネットの準備。 人目があるが気にしない… 予想通りバッチリ届いてる。
ホームページの更新ファイルをアップロードして、日記を記入。 そして飯盛山に向かう。







ここは市営の無料駐車場があった。 飯盛山にあがるまで階段が200段近くある。 見上げるような高さ。 すぐ横にエスカレーターがある。 しかし有料、値段はなんと……250円もする! 高すぎ。

体力は有り余っているので階段を一気に上る。 さすがに疲れた……
自害した場所を見て、19人のお墓を見た。 ここで団体の観光客がやってくる。 ガイドがついているので、どさくさに紛れて話を聞いてしまう。
ここからはその話を聞いたのを覚えて書いてるので間違ってるかも……
「白虎隊」は17~19歳までの若者、その上に「○○隊」がいて、一番強いのが「玄武隊」という。
戦の最中、飯盛山に戻ってきた白虎隊は体勢を立て直そうとした。 我らの城である「鶴ヶ城」の方角を見ると黒煙が吹き出ている。 城がやられてしまった…… もう自害するしかない。
こうして20人の白虎隊全員が切腹する。 しかし1名だけ生き残ってしまった者がいる。
この一名の生き残りによって現在の白虎隊の話が「伝説」ではなく「実話」として存在する。
ということです。 よくわからなかったけれど……
この自害が「大和魂」として世界中に広く知れ渡っているらしい。





飯盛山観光も終わったので次は猪苗代湖に向かう。 この湖は「いなわしろこ」と読む。 6月に宮城・山形に行った帰りに会津若松を通って、看板で「猪苗代湖」というのを見た。 それを見るまでずっと「いわなしろこ」だと思っていた…… すっごい勘違い。
まぁ「しおひがり」を「ひおしがり」と言っているようなもので…
近くに「野口英世記念館」というのがあるので寄ろうと思っていた。 しかし観光に特化しすぎているので寄る気がなくなってしまった……




さて、福島県庁でも目指そう!
国道115号線を走る。 これをずっといけば県庁のすぐそばまで行くことができる。 途中で山を越えるのだけど……
登りはすっごいきつかった。 登板車線があって助かった。 くだりはすっごい気持ちよかった。 ガソリンがもったいないので、エンジンを切って重力に身をまかせて進んでいった。 それでも10kmくらい走ることができた。 だんだん街中に入っていき迷うことなく福島県庁を発見した。
「え、これが県庁?」と見間違えるような建物だった。 けっこうしょぼい。 今まで千葉県庁が一番しょぼいと思っていたのに、遥かに上回る。
まぁこれでもきちんと機能していればいいんだけど。 建物が立派でも機能してなければ意味ないからね。


そして近くにあると思われる「大日岩」というクライミングの岩場に向かう。
国道4号線を南下する。 バイパスになっているのでとても走りやすい。 だけど一桁国道はスピードの取締りが厳しいらしいので注意しなくては……
4号線をそれて、県道の坂の途中で道を確認するため立ち止まる。 お腹がすいてきたのでお昼にすることにした。 ゆうべ作ったおにぎり。 しかしものすごくしょっぱかった…… 塩を3分の1くらいに減らさなくては…… おにぎりを食べていたら地元のおじいさんがYaMaHaのJOGに乗ってやってきた。
「日本回ってるんだ~」と話しかけてきた。 いろいろ話して、親切に大日岩の場所まで教えてくれた。 さすが地元パワー、何でも知ってる!
そして迷うことなく大日岩にたどり着く。 駐車場から岩場までは下り坂だった。 岩は川沿いにあるから。 歩いて4分くらいで到着した。 けっこう大きいけれど全体的にボルトや終了点が古い感じがする…… それと直射日光なので夏は暑すぎて登れないっぽい。
帰りは上り坂で6分かかった。


「次の目的地は仙台!」といきたいところなのだが、東北地方の岩場を巡るという使命があるのでいわき市まで逆戻り。 いろいろ道に迷ってなんとかいわき市に入ってこれた。 かなり遠かった。

「青葉」というクライミングの岩場はすぐに見つけることができた。 高さはなく、かぶってるのも出だしだけ。 けっこう難しそう……
岩場紹介の本にこの近くのキャンプできる公園が載っていたのでそこでキャンプするつもりでいた。







しかし駐車場に行ってみると右翼のバスが止まっている。 怖いからそのまま通り過ぎる。 今日はそこに泊まるつもりだったので、他の泊まれる場所を全然探してない…… しかももうすぐ6時になるし……
急いで地図で公園を探す。 だけど持っている地図が全国地図なので、載っているのはかなり大きな公園しか載っていない。 しかも大きいところは時間になると閉まったり、キャンプ禁止だったりするのでほぼ無理。
あぁどうしよう。 道の駅を探してみると40kmくらい先に「道の駅 ならは」がある。 仕方ない……そこまで行くか。 今日の夕飯を自炊するのは無理っぽいなぁ。 どこかで食べていかなくては……
しばらく6号線を北上する。 海岸沿いにでると「光食堂」という店があった。 海の観光客目当てっぽいけれどいいや。 とてもお腹がすいていたのでラーメンセット(半カレーつき)と鳥のから揚げを頼んだ。 全部で1100円もしたけれど、お腹がかなりいっぱいになった。 あとは寝床を探すだけ~♪
あたりはきょろきょろしながら走る。 反対車線に小さな公園発見! さっそく行ってみる。 すると住宅地の中にある公園で、水もトイレもないけれどテントを張ることはできそう。 よし、今晩はここに泊まろう。 「道の駅 ならは」までもあと2kmくらいなので、とりあえずそこに向かう。 道の駅のトイレで洗顔と歯磨きをすませ、再び公園まで戻ってくる。 隣に家が建ってるのであまり大きな音を出さずにテント設営。 さっそくもぐりこむ。 あぁ今日は大移動したなぁ。 福島県の左下から真ん中の上、そこから右下へ。 今日はずっと福島県だし。

明日は双葉付近にクライミングの岩場があるので、そこを見に行って宮城県に入る。 県庁を見て岩手県に向かう途中で泊まると思います。