都道府県対抗駅伝 皇后杯

晴れ寒いのは昨日までかと思っていたのだけど、今日もメチャメチャ寒い。 だけど快晴で寒いのは冬らしくて気持ちがいい。
お昼は車内で本を読む。 「図書館「超」活用術」という本を読む。 この本、図書館で新書コーナーで見つけ、タイトルが気になったので借りてきた。 ジャンル的には自己啓発本になるのか?
図書館は社会人のほとんどの人が利用していない、もっと利用したほうがお得ですよ。 ただ本を借りるだけじゃもったいないですよ。 図書館でしかできないことをやってみましょう、というような内容だった。
オレも本を借りるだけの場所だと思っていたのだけど、本を読んで「リファレンスサービス」や「オンラインデータベース検索」などがあることを知った。
リファレンスサービスは、自分の調べたい内容を図書館の人に伝えて、図書館の人が「この辺りの本を調べてみてはどうでしょうか」と提案してくれるサービスらしい。
オンラインデータベース検索は、日経とかの有料過去記事データベースを閲覧できるというもの。 各図書館が契約していて、そのアカウントで利用できるらしい。 個人で加入すると、月額8,000円くらいするようなものが、無料で利用できてお得、とのことだった。
どちらも非情に魅力的なサービスだった。 次図書館に行った時は、もっとそういう点にも注目して利用しようと思う。

夜は昨日放送された「都道府県対抗駅伝 皇后杯」を見る。 京都の西京極陸上競技場をスタートする42.195kmを9人でタスキをつなぐ駅伝。 各都道府県の代表が集まり、中学生2名、高校生2名以上のチームで挑む戦い。
京都はものすごい雪で、TV画面越しでも積雪が10~15cmくらいに見えた。 一応走路は除雪されていたが、走っているときの中継カメラが映している映像が、雪でほとんど見えなくなったり、選手のシルエットは見えているのだけど、色すらわからないくらい雪が降っていたりで、選手は大変だと思った。
レースは最終9区までもつれ込んだ。 先頭は京都、2位は岡山。 岡山のアンカーは小原選手。 30秒くらいあった差をどんどん詰めて、ゴールの陸上競技場に入る直前、残り500mの地点で僅かに3秒差。 前を走っていた京都の筒井選手がトラックでラストスパートをする。 小原選手もラストスパートをするが、ここまで30秒詰めてきているので、最後は筒井選手がギリギリでゴールして京都の優勝となった。
2位岡山とのタイム差は僅か2秒。

小原選手といえば、リオデジャネイロオリンピックの出場権をかけて挑んだ2016年の名古屋ウィメンズマラソン。 ここで、日本人1位なら、オリンピック内定。
そんなレースで、最後のデッドヒートで破れ、惜しくも2位となって、オリンピックの切符を逃してしまった。 その時の1位とのタイム差は僅か1秒。
1秒の悔しさを知っている選手なので、最後の最後まで手を抜かず、諦めずに全力だったのは簡単に想像できる。 それでも今回も僅差、僅か2秒で破れてしまった。
が、今回はチームとして参加したレース。 インタビューで「中学生や高校生にこの結果を残せて満足だった。 若い人たちが前向きに頑張れる結果を残せて嬉しい」のようなコメントを残していた。 1位を取れなかったのは残念だけど、それでも47チーム中2位。 銀メダルだし、成績としてはとても立派。 若い世代は自信につながるのも納得だった。 こんなコメントが残せるなんてすごいなぁと感心した。

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