今日は高知の「白髪山」から登り始めて、徳島の「三嶺」に行く予定。 県をまたぐが、コースタイムにして片道3時間半くらいの予定。
白髪山の入口までのアプローチが長かった。 剣山系があり、ぐるりと山を越えて、南側から回り込まないといけない。
朝5時半に出発。 国道32号をひたすら走り、南国手前から国道195号へ。 先週来たばかりのアンパンマンミュージアムが併設されている道の駅で朝ごはん。
そこからさらに40kmほど山道を走り、ようやく白髪山登山口に到着。
距離にして188km、なんと4時間もかかった。 高知側の剣山系は遠い……
今日は天気も怪しいので、早く登ってしまおうか。 今回の登山では目標を2つ立てている。
1つ目は「膝無痛登山」。
やはり膝を鍛えても、痛くなるときは痛くなる。 今回は膝を全く痛めずに帰ってこようというもの。
2つ目は「60分で10分休憩を取る」
一人で行くときはだいたい通しで歩いてしまうため、6時間くらいの登山に対して、休憩が30分くらいしかないことがよくある。 足の疲れと膝の痛みは直結してそうな感じがするので、意識的に休憩時間を増やそうというもの。
白髪山登山口の看板の脇から山に入る。 白髪山……道が…… 短い時間で山頂まで上がれるため、初心者の人がたくさんくるためだろうか? ずっと木の階段が整備されている。
そんな道を登ること40分ほど、白髪山山頂に到着。
景色は……ガスに包まれて全く見えない……
約束どおり、きちんと10分の休憩を取って、三嶺を目指すか。 ここからは緩やかな道が続く。 この道も歩くこと40分ほどで、「白髪山分岐」というところに到着。 剣山から縦走してきたら、ここに出る。
ここから200mほど、急な道で標高を落とし、そこから「東熊山」山頂まで一気に登る。
下っている最中、ガスで全く見えなかった景色が、ようやく晴れてきた。
韮生越を通過し、東熊山の山道へ。 道は5cmほどの雑草が生えている土の道なのでとても歩きやすい。
すぐに「カヤハゲ(東熊山)」へ到着。
まだまだここは通過点。 ここからコースタイムで1時間10分らしい。 さて、ラストの歩きがんばるか。
平坦な道がしばらく続き、徐々に緩やかな登りの道に変わる。 たまに木々の切れ間から三嶺の姿が見える。
木々が全く見えなくなった辺りから、登りが急になる。 鎖も見えてきた。
鎖場はわずか3mほどだし、巻き道もあるので安心。
鎖場を越えたら、もう山頂だと思っていたのに、まだこんなにあった……
天気は悪いがガスもなくなってきたので、景色がすごい。
そして三嶺山頂に到着。
天気が悪いせいか、誰もいない…… けっこう人気のある山なんだけどなぁ……
景色を見ながらお昼ご飯のおにぎりを食べ、休憩する。
けっきょく山頂で人に出会うことはなく下山することに。 最後の登りが急だっただけに、下りもかなりの急だな。 膝を痛めないよう慎重に下りなくては。
帰りはあっという間で、すぐにカヤハゲに到着。 韮生越まで行ったら休憩しようと決めていたので、カヤハゲの下りを一気に降りる。 そこで一休み。
さて、あとは白髪分岐までの200mほどの急な登りか。 だが、思ったよりも全然楽で、すぐに分岐に到着。 平坦な道を歩き、白髪山まで戻ってきた。
あとは最後の難関、白髪山の下りだけか。 全て木の段差が整備されているので…… 暇だったので何段くらいあるのか数えてみた。 笹に埋もれているものや壊れているものもあり、多少の誤差はあるかもしれないけど、登山口~白髪山山頂まで、706段の木の段差があった。 これはつらい……
無事、下山した。 今回はかなり歩き方を意識したので、膝は全く痛くならなかった。 次からこのペースで登ろう。
さて、ここから香川までどう帰るかが問題だな。 同じ道で帰ったら同じくらい時間がかかるだろう…… ちょっと西に、峠道があるのでそこから帰るか。
矢筈峠、西祖谷林道、国道493号、落合峠、とずっと峠道で吉野川までやってきたが、こっちのほうが距離は30kmほど短いのだが、時間は30分ほど多くかかってしまった。
本日のコースタイム
9:36 登山口
10:18~10:28 白髪山山頂
11:07 白髪山分岐
11:35 韮生越
11:48~12:05 カヤハゲ(東熊山)山頂
13:00~13:25 三嶺山頂
14:08 カヤハゲ(東熊山)山頂
14:17~14:28 韮生越
14:54 白髪山分岐
15:27~15:35 白髪山山頂
16:03 登山口