夕べから山でビバークの訓練をしている。 ものすごい寝づらく、1時間おきくらいに目が覚める。 しかも0時過ぎたあたりから寒くて、それも眠りを妨げる。 長袖シャツがあったので、それを毛布代わりにしてかけたのだが、ほとんど変わらないな。 寒いから靴下履いて寝るが、寒いのに蒸れるし。
直接地面に寝ているので、冷気は地面から来るのだろうか? そんな風に、何度も目が覚めながら、朝4時を迎える。
空がだんだんと明るくなってくる。 4時半くらいから動き出す。 朝ご飯に、バナナ1本とチーズ1切れ食べる。
もっと食べたいが、残りの食料がバナナ1本、チーズ2切れ、パン2つなので、節約しなくてはいけない……
ツェルトを撤収して、もう一度津志嶽山頂に向かう。 木々の間から朝日が綺麗に見える。 すがすがしい朝だ。
津志嶽山頂からは、南西方面に下りていく。 「発砲禁止」の看板の方に下りていくと、所どころテープが見える。 それを外さないように歩いていく。 黒笠山までは稜線を歩いていくので、極端に方角さえ間違わなければ、たどり着くことはできるだろう。 歩けないような岩場などがあったら考えよう。
もっと人が歩いていないと思っていたので、目印テープは皆無かと思っていたが、考えていたよりはテープは貼ってあったので少し安心。
南西に向かって歩いていき、三角点みたいな目印があった。 そこが小ピークのような感じで、四方が下っている。 そのまままっすぐ行きたいが、まっすぐ行ったら西方面になってしまう。 左寄りに進路を取り、南西を目指して進んでいく。 何度かアップダウンを繰り返し、すごい見晴らしのいい場所に到着。 ここから前に見える山はなんだろうか? 見晴らしのいい場所で休憩をする。
チーズ1切れ、パン1つを食べる。 残りはパン1つ、チーズ2つ、バナナ1本。
黒笠山に向かって歩いて行く。 気が付いたら、黒笠山まで0.2km、矢筈山まで3kmの分岐の看板のところまでたどり着いていた。 数百メートル手前で、白井方面からの登山道と合流してるはずなのだけど、合流したことに全く気付かなかった。 黒笠山はまだまだ先だと思っていたのに、急にあと200mと言われたらテンションが上がる。
黒笠山の鎖場を乗り越えて、黒笠山山頂に到着。 山頂にあった標高を示す看板はどこかになくなっていた。
黒笠山から、矢筈山がきれいに見える。 こうやって見ると、まだ200m以上の標高差があるんだな。 黒笠山⇔矢筈山の悪路は、4年くらい前に一度だけ歩いたことがあるが、その時は、あまり悪路と感じなかった。 が、今回はどうだろうか? 道も全然覚えていないや。
先ほどの分岐まで戻り、矢筈山を目指して歩いて行く。 道自体はおそらく大したことないのだけど、膝まで覆い茂笹と、その笹につく朝露で下半身はビショビショ。 そんな道を歩いて行くので、かなり心が辛い。
思っていたよりも登り坂が多い感じだった。 途中で休憩を入れる。 靴の中までビショビショになってしまって、不快だ。 同じような景色の見えない道をひたすら歩く事2時間。 ようやく矢筈山山頂に到着した。
矢筈山はお手軽で結構人気の山なのだけど、誰もいなかった。 山頂でバナナとチーズを食べる。 残りはパン1つだけ。 もうすぐ全行程が終わろうとしているので、パンだけでも大丈夫だろう。
少し休憩して、石堂山に向かう。
矢筈山から石堂山に向かって歩いている最中、前から50代くらいの夫婦とすれ違った。 おそらくだけど、落合峠から石堂山のピストンだろうか? この先も笹が多い茂っているので、下半身がビショビショだった。 少し会話をして別れた。 石堂山までは、下りがほとんど下りの道だった。 山頂手前で少し上り坂があったが、あっという間に石堂山山頂に到着。 この山は、つい先月登ったな。 山頂は相変わらずハエが多かった。 ラストの食料、パンを食べ、あとは下りるだけ。
白滝山方面に向かって歩いて行く。 途中で、60歳くらいの男性とすれ違った。 この人は、石堂神社から登ってきているみたい。
とりあえず、白滝山の山頂を踏んで、100mほど戻って、石堂神社方面に下りていく。 足の爪、切ってくるの忘れたので、靴の中で当たりまくって痛いな。 もうずっと痛いので、爪の中で内出血起こして、そのまま爪が死んでしまうだろう。 ここ1年以上、健康的な爪を保ってきたのに残念。
石堂神社までの道は、けっこう長く…… 石堂神社に着いた時にはクタクタになってしまっていた。 だけどここまでくれば、もう30分くらいで下りられる。
森の中を歩いていき、廃屋地帯を2か所通過し、登山口まで到着。
さて、ここから自転車で車まで戻ろう、と思っていたのに異変が。 止めておいた自転車が無くなっている…… 自転車はフレームとガードレールをチェーンでつないでおいたのに、その場所に行ってみたら、チェーンが切断されて捨てられていた…… 誰かに自転車を盗まれたな…… しかもこんな人のほとんど通らないような山奥で…… どうしようかと考えたが、下に歩くしかない…… 車を止めた場所まで、11kmくらいはある…… 自転車盗まれたのだし、警察に電話をしようかな。 幸いなことに、携帯の電波は1~2本立っており、通話はできる状態。 パケット通信はできないが。 どこに電話すればいいのかわからなかったので、110に電話してしまった。 事情を説明して、現在地を求められたが、現在地を説明するのにすごい苦労した。 この道は県道沿いなのだけど、県道の番号がわからない。
「国道438号線を南に走って行って、一宇村役場の先で左に折れるのだけど、そこを左折せず真っ直ぐに、片川という川があるので、それ沿いにひたすら走って行って、道がUターンするので、そのUターンした箇所から1kmくらいのところ」という説明になった。
警察官が来てくれるとのことになって、管轄の美馬警察署から再度電話があって、場所の説明を求められた。 そして待つこと40分くらい、一台のパトカーがやってきてくれた。 パトカーは地元の駐在所の人で、盗まれた現場と、切られたチェーン、昨日自転車を置いた時点で撮影した写真を見せて、これで報告書を作って美馬警察署に提出してくれるとのこと。 そして、車を止めた地点まで、パトカーに乗せていってくれるとのことだった。
パトカーに乗せてもらうの初めてかもしれない。 道中、お巡りさんといろいろ会話した。 「なんであんなところに自転車止めておいたの? 自転車であそこまで上ったの?」とかいろいろ質問されて、車で自転車を置きに来て、車は別の場所に止めて、自転車で車に戻るという登山をしている、ということを話したら納得してくれた。 無線で連絡があった際、あの位置で自転車盗難にあったことは把握したのだけど、そんな山の中まで自転車で上がっていったのか?と疑問に思っていたらしい。 本当に盗まれたのかな?と。 そんな話をすること30分くらい、車を止めた地点まで送ってもらい、お礼を言って別れた。 「被害届書かないといけないので、帰りに美馬警察署に忘れずに寄ってください」と。
とんでもないアクシデントがあったが、これで本日の登山は終了。 コース的には歩きたいコースを歩けて満足だったが、津志嶽~矢筈山までの悪路5時間はかなりつらかった。 ビバークを実際に体験してわかったが、まぁ実際に遭難したら心の余裕も無くなるので、まず寝られないだろうな。 そして一番暑いこの時期でも、夜はかなり寒かった。 やはりビバークしないですむように登山をするのが一番だけど、もしもの時に、一度体験してるので、それが少し役立つかもしれない。 知らない道を夜中には絶対に動いてはいけないし、知っている道でもちょっと気を抜くと迷いそうになってしまう。 今回泊まって、一人用の小さいものでいいので、テントが欲しいな、と思った。 外界と幕一枚でも完全にシャットアウトされてれば、だいぶ違うと思う。 夕方出発でも一泊できれば、登山の幅がぐんと広がる。
そして、自転車はどうしようかな。 出てこない可能性が非常に高いし、折り畳み自転車を買いなおそうか…… 自転車が無いと、登山の幅が狭まる……
帰りに美馬警察署で、自転車盗難の被害届を書いたのだけど、防犯登録番号、車体番号、メーカー、車名、インチ数などが必要で、全然わからなくかけなかった。 帰宅した後に、防犯登録の控えを見ながら全て伝えたのだけど、この控えが無かったら被害届すら書くことができていなかった。 こういう書類はちゃんと保管しておかなくてはいけないな。
本日のコースタイム
16:58 国道438号線駐車地点
17:34 津志嶽登山口
17:52 登山道合流(水車)
18:01~18:14 廃屋
18:56 稜線合流
19:05~19:15 津志嶽神社
20:22 津志嶽山頂
05:13 津志嶽山頂を出発
05:46 1509m地点
06:33~06:55 1618m地点
07:33 矢筈山方面分岐
07:40~07:58 黒笠山山頂
08:04 矢筈山方面分岐
08:41 矢筈山まで2.0km看板
09:06~09:27 休憩
09:37 矢筈山まで1.0km看板
10:07~10:25 矢筈山山頂
11:14~11:32 石堂山山頂
12:02 白滝山山頂
12:43~12:54 石堂神社
13:25 石堂山登山口
「矢筈山」タグアーカイブ
【徳島】矢筈山
今日は珍しく、長女と山に行く約束をしていた。 なので、4時半起床して出発しようとしたが起きられず、5時前に起床して出発。
長女は1、2回くらい里山を登ったことがある程度なので、今日の山は結構軽めの山を選んである。 矢筈山と言って、落合峠から登れば標高差は300m程度、しかも片道2時間もかからないで歩くことができる。 そして景色がいい。
3年ほど前に、好きで結構通った山域にある山だ。
国道438号線で美馬に抜け、徳島県道44号線で落合峠方面へ。
しか風呂塔手前で眠くなってしまい仮眠。 2時間ちょっと寝てしまった……
落合峠に着いたのは9時半くらい。 まぁ今回の登山はのんびりなので、この時間でも十分だろう。
準備をして出発。 長女に先頭を歩かせ、オレがあとからついていく。
最初の笹原の登りを終え、遠くに矢筈山を見ながら歩いていく。
なだらかな道がしばらく続き、サガリハゲ山分岐手前の急登に入る。 ただ区間は30mほどと短いので、子供でもそれほど苦労せず登ることができた。
サガリハゲ山分岐でいったん休憩。 ここからは目的地である矢筈山山頂がもう見えている。 落合峠から見た時はだいぶ遠くに見えたけど、ここからだったら目の前だな。
休憩を終えて、矢筈山に向かって歩いていく。 そしてすぐに到着。
山頂には8人くらいのパーティと3人のパーティがいた。 山頂が狭いので大混雑。
山頂でインスタントラーメンを食べようと思って準備してきたのだけど、なんと水を忘れてしまっていた。 それい気づいたのが駐車場だったので、山頂でラーメンを食べることができない。 かろうじておにぎり2個持ってきていたので、それを長女に食べさせ、オレはチョコとチーズでしのぐ。 まぁもう2時間もあれば下山できるので大丈夫だろう。
長い山だったらやばかった……
山頂で休憩して下山することに。 下山は楽ちんなので、休憩入れず一気に落合峠まで。
長女は思っていたよりも楽しかったらしい。 けど、次はついてくるかな?
本日のコースタイム
09:47 落合峠
10:54~11:14 サガリハゲ山分岐
11:43~12:08 矢筈山山頂
12:30 サガリハゲ山分岐
13:27 落合峠
【徳島】石堂山~矢筈山~サガリハゲ山【ピストン縦走】
今日は登山。 5時5分起床、5時20分出発。 徳島のサガリハゲ山に向かう。 サガリハゲ山に行くのは、3年ぶりくらいかな。 当時は結構悪路で、膝がやられた記憶がある。 あれから技術なども向上した今、歩いてみたらどうなるか……
通常、落合峠から登るのだけど、それだと距離も時間も短すぎて満足できないだろう。
ということで、石堂神社から石堂山、矢筈山を経由してサガリハゲ山に向かうルートを設定。 石堂神社から登るルート、今まで一度も歩いたことないので、登山口までの道のりの確認、登山道の確認に丁度いいかも。
国道438号線で徳島に抜け、貞光駅付近に差し掛かった時、会社の人からTELが。 サーバートラブルでページが見られないらしい。 ガラケーしかないがページ確認とIP直打ちで反応が無いことを確認。 サーバー会社の緊急の番号を電話帳に登録してあるので、そこに電話し状況説明など、技術者とやり取りして、その場で50分ほど止まってしまった。 Bluetoothのイヤホン持ってるので、運転しながらでも通話はできるのだけど、貞光から先はかなり山道になり、携帯の電波も所々途切れてしまうので、その場に止まるしかなかった。 無事トラブルも解消し、登山口に向かう。
国道438号線、一宇集落を左折するのだけど、そこを直進する道へ。 この道通るの初めてだな。 けっこう細い道をどんどん上って行く。 途中から民家もほとんどなく…… 分岐から10kmほど走り、広い空き地に到着。 登山口がすぐ手前にあったからここに駐車していいのかな。 神社までも車で上れるみたいだけど、ここでいいか。
準備をして登山開始。 まずは石堂神社までかな。
山の中に入ってすぐ、廃屋の脇を通過して行く。 廃屋にはトイレ完備!? ただ丸見えだな…… 登山道はけっこう急な傾斜で、杉の造林帯を登って行く。 しばらく歩き石堂神社に到着。
さて、ここからが本当の登山道か?
神社の脇から登山道に入る。 こちらは緩やかな登山道だった。 綺麗な森の中を歩く感じでどんどん進んで行く。 1kmほど歩いた地点くらいから傾斜がきつくなっていった。 しばらく歩き縦走路に合流。 ちょっと戻る形になるけど、白滝山がすぐそこなので、山頂だけ踏んでおこう。 ここから先は濡れた笹が腰くらいまであるのが見えたので、レインコートの下半身を装着。 白滝山まで100mなのでピストンし、石堂山に向かう。
縦走路合流地点から石堂山までは1度歩いたことあるけど、その日雨だったし、どんな道か忘れてしまった…… こちらも道はけっこう緩やかで、すぐに石堂山まで到着。
石堂山山頂で休憩にする。 おにぎり食べたりのんびりしたり。
ここまで3時間くらいかかってるけど、目的地はまだ遠い。 あまりのんびりしてる時間も無さそうなので、先を目指そうか。
次は矢筈山まで。 この区間も3年前に何度か歩いてるのだけど、最近は全然通ってないな… 水場の分岐を通過し、矢筈山へ向けて登って行く。 時期がまだ早いので、雑草もそんなに気にならなかった。 もう少し夏に近づくと、雑草が胸くらいまで伸び、メチャメチャ歩きにくい区間があったはず。
特に苦労せず矢筈山に到着。 矢筈山はけっこう人気があると思っていたのに、山頂には誰もいなかった…… レインコートの下半身は装着しているが、ズボンのすそ周りがけっこう濡れているので、このタイミングだけどスパッツも装着。
さて、ここからサガリハゲ山分岐まで少し下る。
分岐に向かって歩いていたら、男2女1のパーティとすれ違った。 この日遭遇した唯一の人になった。
サガリハゲ山分岐まで到着。 そこからサガリハゲ山に向かう道を見るが、相変わらず激しい道だ。 ただ、見た目のインパクトほど悪い道ではなかった印象。
ここから先は光沢の赤と灰色のギラギラしたテープが一定間隔ごとに巻かれており、登山道自体が不明瞭だけど、道に迷う心配はなさそうだ。
ピーク付近の岩場を西側から巻くような感じで歩き、木の標のあるところまでやってきた。 ここがピークなので、ここから先は下る。 この下り道はめちゃめちゃ印象に残っている。 トラヴァースする箇所があるのだけど、足元が崩れるので何かにつかまりながら歩かなくてはならない。 だが掴むものが植物しかない。 木は生えておらず、雑草を掴むのだけど、掴む対象となるのが、アザミ。 アザミの茎や葉にはとげがある。 痛みに耐えながらトラヴァースした思い出が……
しかし、今日行ってみたら、その箇所にはロープが張られていた。 掴むべき雑草もまだ成長途中で掴めるほどは成長していなかった。
難所と思われた場所をなんなく通過。 そのまま一気に高度を下げた。
4等三角点があり、樹林帯の中の笹原に出た。 この笹原も覚えているな。 胸くらいまで背丈があり、登りの胸くらいまでの笹原なのですごい苦労した覚えがある。
が、今日は笹も成長してなく、腰下くらいまでしかない。 ここも特に苦労せず。
そのままサガリハゲ山山頂に到着してしまった。 なんだかあっけなかったな、もっと苦労するかと思った。
サガリハゲ山からは落合峠方面が見えるが、三嶺とか剣山の方は雲がかかり見ることができなかった。 山頂で少し休憩し、矢筈山に戻ることに。
矢筈山を通過し、石堂山を通過、石堂神社方面の分岐まで戻ってきた。 ここでレインコート下半身とスパッツを外す。
石堂神社までは緩やかな森林の中を歩く。 石堂神社から登山口までは「こんなに急だったか?」というほど急だった。
そしてようやく下山。
今日はそれほど暑く無かったのだけど、持っていったお茶2Lのうち、1.8Lほど飲みほした。 こんなに水分が必要だったとは……
悪路と思われたサガリハゲ山への道。 ただでさえ歩く人が少ない道だから、季節によって雑草や笹の長さがだいぶ変わるよう。 この時期はまだ成長しきっておらず歩きにくくは無かった。 歩いて感じたが、あれはやはり悪路に入るのだろう。
3年前とはいろいろ向上していて、今回は全く苦じゃなかったことに、3年間の成長を感じ嬉しく思った。 四国はもうじき梅雨入り。 面白くない登山が続きそうだ。 雨の日にのんびり歩くコースも策定しないといけないな。
本日のコースタイム
08:03 登山口入口
08:38 石堂神社
09:25~09:31 縦走路分岐(石堂神社方面)
09:34 白滝山
09:38 縦走路分岐(石堂神社方面)
10:08~10:23 石堂山山頂
11:16~11:28 矢筈山山頂
11:48 サガリハゲ山分岐
12:08 木の標
12:28 4等三角点
12:52~13:05 サガリハゲ山山頂
13:22 4等三角点
13:44 木の標
14:02 サガリハゲ山分岐
14:23~14:32 矢筈山山頂
15:20 石堂山山頂
15:47~15:53 縦走路分岐(石堂神社方面)
16:29 石堂神社
16:55 登山口入口
【徳島】深淵~風呂塔~矢筈山【縦走】
今日は深淵~風呂塔に登り、そこから縦走路を通り矢筈山を目指す。 前回よりも少し長めのコース。 天気は少し心配。 降水確率は午前20%、午後50%。
4時起床、4時20分出発。 落合峠を目指す。
2時間ほどで到着し、折りたたみ自転車を置いてくる。 今回は面倒なので、運動靴やサブザックは準備せず。
ちょうど太陽が登るくらいの時間で、微妙に空が赤かった。 が、ほとんど雲がかかってるのでせっかくの景色が見れず残念。
深淵に戻り、登山口の横に広い広場があったので、駐車して登山の準備。
6時59分出発。
「風呂塔 2km」と書かれた看板はあったのだが、その先は……すごい雑草だ。 長さが2mくらいあるので、これは濡れるな…… なるべく濡れないよう、腕で防ぎながら歩く。 道もどこだか分かりにくい。 2分ほど歩いたら、目の前に廃屋が出現。 登山道はどこだ?
かすかな踏み後は左の方に続いている。 しかし、そちらは今歩いた道よりも激しい草むら。 行きたくないなぁ……
廃屋の裏にピンクテープがあるので、行ってみるか。
こっちはしっかりとした道だ。 しかし登山道はここで合ってるのかな? とりあえず登ってみるか。
しばらく歩くと、木道が出現。 林道関係者の為にここまで準備するとは思えないし、木道自体もけっこう古いのでこの道であってるな。 そして看板も出現。 間違いなく合ってる。 一安心。
しばらく造林地帯の急な階段を登る。 さらに進むと樹林帯を抜け、背丈の高い野草と、むき出しの斜面を登る。
道が不鮮明。 まぁひたすら上を目指す感じでいいだろう。 左も右も深い谷になっている。
さらに歩いて行くと、不思議なものを発見。 枯れ木がワイヤーで倒れないように固定されている。 なんだ、これ?
そこを越えた先に「風呂塔 750m」の標識があった。
少し歩いた先に分岐を発見。
パッとみると、目印となるテープが3つ見える。 いちばん左に古い赤テープ。 真ん中に新しいピンクテープ。 右にも新しい右テープ。 そして、踏み後は右と左に見える。 右の踏み後は微妙に下ってるが太い。 左の踏み後はそのまま登っている
が薄い。
どちらか悩んだのだが、右の太くて新しいピンクテープの巻きつけてある道を進む。
所々ピンクテープがあり、道はしっかりしてる。 そのまま進むと、枯れ沢に出て、数十mほど歩くと、左右の分岐に。 右はさらに深い森の中に進んでいる。 道は薄い。 左は斜面に向かって登っていて、道ははっきりしている。 これは左か?
そのまま進んでいくが、途中で道が薄くなり、明らかに人が歩いていないような様子になった。 これは逆方向か?
先ほどの場所まで戻って、深い森の中に進む道を歩く。 出だしは道が薄かったが、すぐにはっきりとした道になった。
歩くこと15分ほど。 さっきの看板で750mとなっていたので、そろそろ着いてもいい頃だなぁ…… しかし山頂は見えない。 右側は谷。 左側は斜面になっている。 そのまましばらく進んでいくが、突然道が消えた。 明らかに踏み後がない。 50mほど歩くと、左側の斜面の上まで行けそうなので歩いて行ってみるが、そこにも道は無い。 これは…… 7月の寒峰を思い出す……
どこかで道間違えたかなぁ…? 方位磁針を出して、今歩いてる道の方角を見てみるが、向かってる先は南。
地図では、深淵から風呂塔山頂まで、ほぼ東を向いて道が進んでいる。 南がこんなに長い距離続く個所はない。
明らかに間違ってるな。 風呂塔はけっこう手軽な山のはずだし、いくら利用が少ない道とはいえ、消えるってことはないだろう。
とりあえず着た道を引き返し、赤テープとピンクテープの場所まで戻ってきた。
薄いほうの赤テープの道を進んでみるか。 こっちは傾斜がけっこう急で、所々赤テープやピンクテープが巻きつけてある。
方角も東を向いているし、どんどん標高を上げているのでこっちが正解だったか……
しばらく進むと東屋を発見。 かなり荒れている。 山頂は近いか?
少し進むと風呂塔の山頂に到着。 もう少し展望が良いと思ったのだが、背の低い樹木に囲まれていて、思っていたよりは見えない。
道を間違えたせいで40分ほどタイムロス。 風呂塔山頂まで2時間10分ほどかかった。
山頂でおにぎりを食べて休憩する。 いつもは有り余るほど食料を持ってくるのだが、いつも残ってもったいないので、今日は少なくしてきた。
行動食はいつもと同じだけ持っているが、主食はおにぎり1つとインスタントラーメン1つ、切り餅1つ。
いつもはおにぎり3つ、パン1つは最低でも持っている。
今日はなぜかメチャメチャお腹がすいて、この時点でおにぎりを食べてしまった。 しかも食べても全然お腹がいっぱいにならない。 インスタントラーメンは、まだ食べるべきではないし。
せめて、石堂山に着いてからお昼にしたい。
続いて目指すのは「火打山」。 距離は2.1kmと看板に書いてあった。
所々、木の階段が整備されているのだが、古くコケが生えている+雨で濡れているのでメチャメチャ滑る。 転倒しないように注意しながら歩く。
こちらもあまり人があるかないようで、草ぼうぼうの個所が何箇所もあった。 服がぬれてしまう。
1322m(?)の鞍部に「火打山 1.1km」の案内が。 その直後には、背丈より高い野草地帯。
ミニピークを越え、少し歩いたら火打山山頂に到着した。 遠くに矢筈山が見える。 一直線で見たらけっこう近く見えるが、少し東から回りこんで石堂山に行くので、実際は遠いのかなぁ。
行動食を食べて休憩していたら、突然大粒の雨が降ってきた。 急いで木の下に避難。 突然降ってきたから、しばらくしたら止むかな? しかしもともと良い天気ではないので、このまま降り続くだろうか。
レインコートとザックカバーを装着。 白滝山を目指すことに。
火打山からの下りはけっこう急な斜面。 木の階段があるのだが、これも滑る滑る。 ここで滑って転倒したら怪我するぞ… しかも車道までかなり遠いし携帯も圏外。 慎重に行かなくては…
1378mの鞍部まで無事に下ってきた。 水場の案内があったのだが、15分とのこと。 15分って、けっこう遠いな……
雨は全然止みそうにない。
白滝山への登り道。 傾斜が結構きつい。 樹林帯の終わりかかってきたら、笹の量が一気に増えてきた。 道が笹に覆われて見失いそうだ。
後ろを振り返ると、真っ白なシルエットの火打山が見えるだけ。
天気こそ悪いが、紅葉はとてもきれい。 青空だったら数倍綺麗に見えるだろう。
少し進み、白滝山に到着。 雨もけっこう降っているし、火打山で休んだばかりなので、先を目指す。
山頂越えてすぐのところで、石堂神社からの登山道に合流。 神社からの登山道、白滝山までこんなすぐだったのか。
笹の中の上り坂を歩いていると、前から3人組のパーティが下りてきた。 50歳前後とみられる夫婦と、20~30代くらいのご子息。 挨拶しか交わさなかったが、神社から登ってきたのだろう。
石堂山には珍しい岩がある。 それが山の由来になったと思うのだが、天気が悪く、ちゃんと見ることができなかった。
そして石堂山山頂に到着。 ここも雨の為、山頂は通過するだけに。
そろそろ休憩したいんだけどなぁ。 矢筈山への途中に、水場への分岐があったはず。 雨が直接当たらない、樹林帯で休憩したい。 笹も少ない方がよい。
とりあえず水場分岐まで行ったが、笹が多いため断念。 もう少し先に進んでから休もうか。
しばらく歩き「矢筈山 1.0km」の看板を過ぎて少し行ったところでいい場所を発見。 樹林帯の中で、笹の少ない場所。
ここで休憩することに。 今日は秘密兵器を持ってきた。 それはツエルト。
雨の山でも食事の時間くらいは楽しく過ごしたい、ということで持ってきたのだ。 先週の雨では、休憩するのもけっこう大変だったので。
ツエルトに包まって休憩したことはあるが、スリングを使って張るのは初めて。
専用のポールとかも売っているのだが、そこまで準備したらミニテントになってしまうしなぁ。
木にロープで縛りつけ、なんとか雨の当たらない空間を確保。 ペグくらいはあった方がよかったかもしれない。
スリングも5mあるのだが、もう少し長いほうがよかった。
さっそく中に入り、ランチタイム。 お湯を沸かし、コーンスープを飲み、餅入りラーメンを食べる。 暖かくて幸せだ。
雨も当たらないし、快適なので1時間ほど休んでしまった。 目指す矢筈山はもう目の前。
ただ、矢筈山への最後の登りがけっこうきつかった記憶がある。
ツエルト、出したのはいいが、しまうのがすごい面倒だね。 雨の中ならなおさら… スーパーのビニールブクロに押し込んで、無理やり小さくしてザックに収納。 持ってきたときの3杯くらいの大きさに膨れ上がってしまった……
矢筈山への最後の登りは、やはりきつかった。 けっこう傾斜のある笹の道。 足元はめちゃめちゃ滑る。 笹を掴みながら山頂に到着。
矢筈山山頂は今回で3回目か。
1度目は落合峠から。
2度目は黒笠山方面から。
そして風呂塔から。
お昼休憩でたぷり1時間休んだので、落合峠まではノンストップで行く予定。
手元の地図では、サガリハゲ山分岐まで40分、分岐から落合峠までが80分となっているが、サガリヤマ分岐まで20分、分岐から落合峠まで45分と55分で歩いた経験があるのを、昼休憩中に、コースタイムメモしているノートで確認しておいたので、山頂から長く見ても、1時間半もあれば着くだろう。
まずはサガリハゲ山分岐を目指す。 岩が露出してる個所が何箇所かあり、滑りそうで怖い。 慎重に歩く。
すぐにサガリハゲ山分岐に到着。 山頂からは予定通りの22分。
ここから落合峠までが意外に距離がある。 眼下に県道44号線が目に入ってくるのだが、なかなか落合峠にたどり着かない。 ときどき見える、三嶺や天狗塚は美しい。
そして、サガリハゲ山分岐から59分、落合峠に到着。 車は1台も止まっていない。
オレの自転車は、雨にぬれて無残な姿。
今回は靴をはきかえたりしないでいいので、そのまますぐに自転車にまたがって出発。
先週みたいに上り坂が無いことも、朝確認しておいた。
車で走ってるとあまり気付かないが、ここの県道の下りはけっこう急だな。 前後のブレーキを適度にかけてもスピードが出る。 雨だし落ち葉がたくさんなので、こけないようには気を付けなくては……
車と1台もすれ違わず、1台も抜かれずに、深淵まで到着。 10km、33分のサイクリング。
出発から到着まで、人に出会ったのは石堂山に向かう途中の3人だけ。 車すら会わなかったのは予想外。
2週連続でのプチ縦走だったけど、2週ともあいにくの天気で残念。
来週はどこに行こうか? 最近、自転車で走ることも登山の目的にはいってしまっている気がする。
今の時期だからこそ、紅葉を見に山に行きたい。
本日のコースタイム
6:59 深淵登山口
8:46 迷った分岐まで戻ってきた
9:12~9:21 風呂塔山頂
10:19~10:36 火打山山頂
11:39 白滝山山頂
12:19 石堂山山頂
12:50~13:45 休憩
14:17 矢筈山山頂
14:39 サガリハゲ山分岐
15:38 落合峠
ここから自転車でのコースタイム
15:40 落合峠
16:13 深淵登山口
【徳島】黒笠山~矢筈山
4時50分起床、5時出発。 今日は黒笠山に登りに行く。 時間と体力を見て、行けそうなら矢筈山まで。
国道438号線を南下し、途中から県道へ。 少し走り、右手に細く登山口に続く道があるので、そこを上がっていく。 400mほど走ると行き止まりになるので、そこに駐車。
準備をして6時50分に出発。 黒笠山は、標高は1703mとそんなに高くないが、登山口の標高が700mくらいなので、1000mの標高差。 しかも登山道が短く3.6kmしかない。 ということは……かなりの急登が予想される。
登山口で千葉からやってきた年配の男性と少し話をした。 もう仕事を引退して好き勝手に過ごしているらしい。 四国には1ヶ月くらい滞在して、いろいろな山を登っているらしい。
さて、出発するか。
民家の脇を抜けて登山道を進んでいく。
森の中に入ると待っていたのはかなりの急登。 やはりけっこう厳しい傾斜だ。
鳥居をくぐり、急な道はまだまだ続く。
樹林帯を抜けたが、傾斜は変わらず…… 空が真っ青でとても綺麗。
少し歩いていると、右手に何か気配を感じる… なんと……ニホンカモシカではないか! なんだか最近会いまくりだなぁ。
けっこう接近しても逃げないので写真が撮りやすい。
沢の音が聞こえる道になり、急な登りはまだまだ続く。 沢の音が聞こえなくなってから、ようやく黒笠神社に到着した。
もう少し登れば稜線に出るので、そうすれば目指す山はすぐだろう。
遅れて千葉から来た人が到着したので少しおしゃべり。 なんだかんだでけっこうな時間休んでしまった。
稜線まで登り、景色が一気に開けてきた。 遠くには剣山や次郎笈が見える。
そして「阿波のマッターホルン」と言われる山が姿を現した。
山頂がメチャメチャとがって見えるからこの名前がついたらしいが、少しオーバーなネーミングだ…
山頂直前に3mくらいの鎖があり、それを登ったら山頂。
山頂からの景色はすばらし! 360度綺麗に見える。 今日は晴れているので、讃岐山脈も見える。 もっと澄んでいれば瀬戸内海も見えそうだ。 南は剣山や次郎笈、西は天狗塚や三嶺、落合峠方面。 東も素晴らしい!
さて、時間的に間に合いそうなので、矢筈山まで足をのばしてみよう。
地図では矢筈山まで悪路3時間と書いてあるが、2時間程度で行ける模様。
小さなピークを越えて矢筈山を目指す。
道は整備されていないが、悪路というほど悪路でもなく安心した。 少し道を見失いやすいが、稜線を歩いて行けばいいので、それほど問題ではないだろう。
矢筈山への笹原を登っているとき、後ろを振り返ると、今まで歩いてきた道が。 もうこんなに歩いてきたのか。
そして誰もいない矢筈山に到着。
ここも景色が素晴らしい。
お湯を沸かしてコーンスープを飲みながら、ふと手元の温度計を見てみた。 すると……とんでもない温度を示していた。 やっぱ300円の温度計はこの程度か。
矢筈山の素晴らしい景色に別れを告げ、歩いてきた道を戻らなくてはならない。
ピークを2つ越えて、右にちょこんと飛び出しているのが黒笠山。 まずはあそこまで2時間。
黒笠山登山道まで戻ってきて、ここからずっと急な下りが待っている。 体力的には登りより楽だが、足の間接的にはきつい。 ゆっくりあまり負担をかけないように降りていく。 しかし降りて改めて感じるが、めちゃめちゃ急だな。
登山道まで降りてきたら、もう千葉の人はお帰りになっていた。 四国の人なら山で偶然出会うこともあるかもしれないけど、千葉の人だから偶然会う事はないだろうな…
本日のコースタイム
06:58 駐車場
07:25 鳥居
07:53~08:20 山頂まで2km地点
09:16~09:53 黒笠神社
10:15 矢筈山分岐
10:25~11:05 黒笠山
11:11 矢筈山分岐
11:57 縦走路1つ目ピーク
13:03~13:37 矢筈山
14:29 縦走路1つ目ピーク
15:14 矢筈山分岐
15:33~15:40 黒笠神社
16:29 鳥居
16:47 駐車場
【徳島】矢筈山~石堂山
今日は徳島の「矢筈山」「石堂山」に登山をしにいく。 いつもより遅く6時起床、40分出発。
吉野川沿いの国道を走り、徳島県道44号線を落合峠を目指して進む。 約15km走ったところで風呂塔との分岐、そこから14kmほどで落合峠に到着。 今日は天気が微妙かなぁ……
準備をして9時登山開始。 始めは笹の中の急な登りが続く。 10分ほど歩き、登りがひと段落。 落合峠のほうを見渡すと、駐車場がもうあんなに遠い。 一気に標高を上げた感じだな。
しばらくは平坦な道が続く。 しかしこの矢筈山、笹が深いね。 腰くらいの高さまであるところもある。 足元が見えなくて躓きそうで恐ろしい。 しばらく歩いたら「サガリハゲ山」という山が見えてきた。 名前が印象的。
振り返ると落合峠がはるかかなた。
山の中は時間を忘れさせてくれる。
歩き始めてからちょうど1時間。 サガリハゲ山との分岐に到着。 マップだとここまで1時間40分となっていたので、そのつもりで歩いてきたので、すこし拍子抜けだった。 ここから矢筈山山頂まで50分らしい。 距離にして800m。
全然疲れていないので水分を補給するくらいで、すぐに出発。
そして矢筈山山頂はすぐについてしまった。 標高は1848m。 登山を始めてからわずか1時間20分。 ここまでコースタイム通りの2時間20分でくる予定だったのだが…
ここで少し休憩をする。 天気があまりよくないため、景色はよく見えない。
あまり長居してると雨が降ってくるかもしれないので、そろそろ石堂山の方に向かうか。 石堂山は標高が1636mなので200mも低い。 つまり帰ってくるときはまた1848mまで上がってこないといけないのだ。
石堂山に向かって歩き始めてすぐ、ものすごい急な下りが続いた。 けっこう膝に来るな、この下り。
そうこうしているうちに、石堂山はどんどんガスに巻かれて行ってしまった。
登山道はというと……深い草が多い茂り足元が見えない地帯があった。 右側が谷になっているので少し怖い。
石堂山山頂まであと数百メートルくらいのところで、水場の案内看板があった。 水は足りているが、水場を知っておいて損はないので、どんな水場か見に行ってみた。 すると……
見た目もかなり汚かった。 水は綺麗かもしれないが…… とても飲む気にはならない。 手も洗わず、本当に見ただけで引き返してきた。
少し標高を上げてきて、石堂山の岩が見えてきたと思ったら、すぐ山頂に到着。
山頂では老夫婦が休憩していたので少し会話をした。 石堂神社から上がってきたらしい。 老夫婦なので山頂まで2時間とのこと。 天気がもってくれてよかったという話をして、老夫婦は下山していった。 オレもここでお昼休憩。 雨が心配だ。
25分ほど休憩して、矢筈山に引き返すことに。 時折太陽が顔をのぞかせ、そのときの矢筈山はすごい綺麗だった。
矢筈山直前の急登はかなりきつかった。 登っても登っても山頂につかない……こんなに下ってきたっけ?
息を上げながらようやく山頂まで戻ってきた。 いやーきつい。
山頂で少し休憩をしたが、こちらもガスに巻かれてきた。 急いで帰らなくては……
思ったよりも時間がかからなかったので、気持ち的にも余裕があるね。 サガリハゲ山分岐も休まず通過し、登山口まで一気に戻ることにしてある。 しかし、地図には1654m地点というのが載っているのに、行きはまったく気づかなかったな。 どこにあったのだろう? ここまで登山口から1時間となっていて、そこからサガリハゲ山分岐までが40分となっている。 帰りは意識してあるいたのだが、けっきょくわからず…… 目印みたいなものあったかなぁ?
帰りも深い笹の中を歩く。
早朝や雨の降ったとき、レインコート着ないとメチャメチャ濡れるな、これ。
山頂出発から1時間15分、ようやく登山口まで戻ってきた。 雨が降ってくる前に荷造りをと、急いでしていたのだが、けっきょく雨のほうが早く降ってきてしまった。 レインコートを着て、荷物の防水をして高松に戻る。
今日の登山は6時間を予定していたのだが、コースタイムよりも短い時間で歩けたので、大幅に時間が短縮できた。 梅雨時期ということもあり、会った人はたった7人。 今度は悪路のサガリハゲ山に行ってみたい。
コースタイム
9:00 登山口
9:53~9:56 サガリハゲ山分岐で休憩
10:19~10:27 矢筈山山頂到着、休憩
11:24~11:48 石堂山山頂到着、休憩
12:44~12:51 矢筈山山頂到着、休憩
13:11 サガリハゲ山分岐通過
14:04 登山口