朝6時10分くらいに起床。 今日は丸亀ハーフ当日。 三女は野球の大会の2日目があり、高知県に行かなくてはならない。 自分も行きたかったが、丸亀ハーフを優先する。 三女は近所の野球の子の車に乗せていってもらう。 7時に迎えが来て、三女は高知県へと旅立っていった。
自分もその直後に出発。 昨夜雨だったので次女を高校まで迎えに行ったので、次女の自転車は高校に置きっぱなし。 なので、朝は高校で次女を下ろしてから丸亀競技場に向かう。
駐車場は抽選で、今回自分は外れたのだが、夫婦で丸亀ハーフに出場する人が、夫婦とも当選していたので、1枚譲ってもらった。 その駐車場は、昨日と同じ平池北なので、競技場まで徒歩5分くらいの場所に止めることができる。 自分は三菱電機の駐車場しか当たったことがないので、丸亀競技場まではバスになる。 なので、駐車場が近いというのは非常に楽だし、天気は大丈夫そうだけど、もし雨だった場合でも車内で待機できるのがありがたい。
高松西ICの所にあるローソンで朝ご飯を購入。 カステラ、アップルパイ、ミニドーナツ。 飲み物は紅茶ラテみたいな飲み物を購入した。
駐車場には8時前には到着したが、まだ時間が早かったのと、前述したように急いで競技場まで行かないで車内で待機していても問題ないので、9時くらいまで、1時間ほど車の中で寝ていた。
準備をして競技場のトイレに行ってからサブトラックに行ったら、三女と同じ陸上チームのお父さんがいたので10分くらい立ち話。 それから男子更衣室に移動してレースのウェアに着替える。
今日はかなり寒いだろうなと思って、普段は履かないコンプレッションタイツを履こうと思っていたが、外に出てみたら思っていたより寒くないので、コンプレッションタイツは履かないことに。
今日のウェアは、上は野球合同チームのユニフォーム、下はミズノのマルチポケットパンツ、靴はアシックスのハイパースピード3、靴下はスポーツデポの5本指。 装飾品はアームカバー、耳を保護するヘアバンド、キャップ、軍手。 スマホや補給食などは無し。 パンツはボクサーパンツで、乳首には絆創膏。 足の指には絆創膏無し。
普段はアームカバーはしないが、今日はやっぱり寒さが心配なのでアームカバーを着用する、暑くて不要になったらズボンのポケットに入れれば良い。 ヘアバンドはジョギングの時はいつも使っているけど、レースで使うのは初めて。 今日はハーフマラソンなのでスピードがかなり速いので、耳が痛くなる可能性が高い。 耳が痛くなったら、個人的には差し込みと同じくらいきつくて、どうしてもスピードを落としてしまう。 たかが耳と思うけれど…… なので、それがヘアバンドで防げるのなら。 邪魔になったら、これもポケットに入れればいいので。 そしてキャップ。 雨が降るか微妙な天気なので、もし雨が降った場合はキャップが無いと厳しい。 ヘアバンドの上にキャップをかぶるのは変な感じがするが、格好を気にするより、いかに不安なく走れるかを重視したい。
2年前は荷物預けがかなりギリギリになってしまって焦ったので、今回は余裕を持って。
自分は登録Bの部なので、10時45分スタート、整列は10時10分から。 10時前に荷物を預ける。 待機時間は寒いのでダイソーのレインコートを持ってきてあるので、それを着て寒さを凌ぐ。 もう一度トイレに行って、10時10分の整列の開門と同時に並ぶ。 別にブロックの前の方に並ぼうと思って早く入ったわけではなく、もう並ぶしかやることがなかったので。
自分は1時間27分でタイムを申告していたと思うが、Bブロックだった。 Bブロックの結構前方の方に並ぶことができた。
しばらくして青山剛さんのウォーミングアップがあり、10時35分にエリートの部がスタートした。 整列している列はスタート方面へと動き出していく。 スタート地点前にゴミ箱が設置されているので、レインコートを捨てる。
そしていよいよスタートの時間になった。 今シーズンは10kmのレース出てないので、今ハーフマラソンがどれくらいのタイムで走れるかわからないけど、とりあえず1時間半を切るのは最低限として、どこまで頑張れるかに挑戦したい。
スタートの号砲がなり、いよいよ丸亀ハーフマラソンが始まった。 整列していた位置がかなり前だったので、スタートまでのロスはたった12秒。 だけど、記録はグロスではなくネットでいいので。 だが、この12秒というのは、人がまだあまり前にいなくて、スタート直後からかなり走りやすかった。
出だしの1km、最初のアップダウンの下り坂でかなりスピードに乗れてしまって、高架が終わった後もいい感じのペースで走っていたので、絶対オーバーペースだろうな?と思いながら走っていた。 まだ1kmなので呼吸も上がってないのでタイムがよくわからない。 1km通過は4.00。 やっぱりオーバーペースだと思って、そこから少しペースを落として走っていく。
ただ、全然ペースは落ちてなかったようで、2kmが4.03, 3kmが4.01, 4kmが4.04と4分を少し超えるペースで推移していく。
この辺りで厚くなって、アームカバーを外してズボンのポケットへ。 出だしがオーバーペースだったのでこの区間はちょっときつくて4.11。
だけど5km直後の給水と下り坂でペースを戻して4.03。 だけど次の区間で、また4.12とタイムが落ちる。
8km過ぎ、反対車線は14-15kmくらい。 トップの選手たちとすれ違える区間になった。 先頭集団は外国人2名日本人2名。 走っている時のすれ違いは一瞬なので、駒沢の篠原選手しかわからなかったが、もう1人はトヨタの太田選手だったようだ。
早稲田の工藤選手とすれ違う時は「工藤頑張れー」と声をかけ、川内優輝選手とすれ違う時は「川内いけー」と声をかけ、加世田梨花選手とすれ違うときは「加世田頑張れ」と声をかけた。 市民ランナーで1時間04分台を目指している知り合いの選手とすれ違う時も声をかけた。 大迫選手もどこかにいたはずだけど、どこにいるか全くわからなかった。
この区間の掛け声で自分も奮起でき、ペースもきつくはなくなってきた。 8.5kmくらいの給水で、着用していた軍手を捨てる。
8-10kmまでは、4.04, 4.09, 4.07。 中間点のタイムははっきり覚えてないけれど、1時間23分30秒~35秒くらいだったと思う。 ちょうど2倍したら1時間27分ちょうどくらいのタイムだったはず。
ここまで結構いいペースではしれていたので、1時間27分30秒を切れるんじゃないか?と心の中で思い始めていた。 だけど、中間点のタイムを見て、後半は30秒しか落としたらいけないことが判明して、ちょっときついかもと思ってしまった。 後半は微妙に上り勾配で体力的にもきつくなってくるので、どこまで粘れるか……
中間点の直後に折り返しがあって、沿道から突然「◯◯さんー」と声をかけられた。 自分の大体のタイムや服装など伝えてないのだが、偶然見にきた、昨日の男子3kmに出た家族で観戦にきたようで、自分の事を発見して声をかけてくれたらしい。 1分で100人以上通過する中、よく見つけられたなと思った。 折り返して、またその家族の前を通るので「頑張りますー」と大声で叫んで気合を入れる。
後半はやはりきつかった。 13kmの軽いアップダウンがある所までは、4.05, 4.08とペースを維持できたが、アップダウンの13kmで4.16とタイムが落ちる。
何とかペースを上げようと頑張ったが、ここからはかなり厳しい走りとなった。 13km過ぎで暑くなってヘアバンドを外してポケットへ。
呼吸は吐くほどはきつくはないのだけど、今のペースを維持して足を動かすのに精一杯な感じ。 足と呼吸がともに限界の状態で絶妙にバランスが取れており、これ以上スピードを上げたら呼吸が死にそうな感じ。
それでも腕を振って頑張って走っていく。
残り5kmの所で、1時間06分30秒くらいだったか? ぱっと計算して、あと21分で1時間27分30秒だったような覚えがある。 5kmを21分ということは、キロ4分12秒で走らなくてはならない。
14-15は、4.10, 4.11と、ギリギリ4分12秒は切っているが、タイムが徐々に落ちてきている。 あと5km、どこまで頑張れるか??
17km過ぎの給水を取って最後のスパートに備えるが、スパートできるだろうか…… 丸亀駅前の交差点を左折した辺りで、ランニングポリスを抜かした。 ランニングポリスは交代しながら走ってるので、スタートからゴールまでずっと走っているわけではないが、浮いているように非常に軽快に走っていた。 ランニングポリスを抜かす時に「おまわりさん、速いですね」と声をかけたら「ありがとうございます」と。 人に声をかけることで自分も頑張らないとという気持ちになれる。
16-18kmは、4.13, 4.09, 4.14と、かなりタイムが怪しくなってきた…… だけど残りたった3km。
もう戦略などもないのでひたすら頑張って走るのみ。 19kmが4.09, 20kmが4.16で、ラスト1kmを迎えた。 ラスト1kmの時のタイムが、1時間23分40秒くらい。 ラスト1kmをキロ3分50秒で走らないと1時間27分30秒は切れないようなタイムだったので、「これは無理だ」と心の中で思ってしまった。 競技場の敷地に入り、競技場まで残り500mくらい。 昨日はこの近辺を何往復も歩いていたけれど、その距離が非常に遠く感じる…… 競技場に入って残り200m。 タイムはもうわからない、時計を見る余裕もない。 ラストの100mになって、できる限りの力で走ってゴール。 いやー、きつかった……
ただフルマラソンとは違って、きついのは心肺なので、足は大丈夫。 フルだと足が壊れそうで座りたくなるが、ハーフなのでそれはなかった。
計測チップを外して、参加賞のバスローブみたいなやつをもらって競技場外へ。 出た所の目の前に給水テントがあったので、2杯一気飲みして荷物を受取に行く。
手元の時計では、1時間27分43秒だったが、正式タイムはまだ見てないのでわからない。 荷物を受け取って、サブグラウンド前で写真を撮って、1時間04分台を目指していた人がダウンしていたので話を聞いたら、「5分フラットくらい」とのことだった。
着替えて一息ついて公式記録を見る。 ネット記録で1時間27分42秒だった。
そういえば自分のハーフマラソンの自己ベストは何だっけ?と思って調べた。 2年前の丸亀ハーフで出した1時間27分台なのは把握していたが、秒数までは把握していなかった。
自己ベストをチェックしたら、なんと今日のタイムと全く同じ「1時間27分42秒」だった。 つまり今日の記録は自己ベストタイ。 あと1秒で自己ベストが出ていたことになる。 走り終わってから考えると、あと1秒くらいなんとかなったと思うが、走っている最中は全力で走っており、もうあれ以上、1秒も縮めることは無理だと思って走っていた。 ちょっと悔いが残る結果となってしまった。
着替えてから、イベント会場のにぎやか村で、うどんを食べ焼き鳥みたいなのを食べた。 店員にビールも進められたが「運転しないといけないので…」と断った。。。
食べてから観客席に行って2時間超えたくらいのランナーのゴールシーンを見ていたら、前方の席に、折り返し地点で声をかけてくれた家族が座っていたので話した。
丸亀ハーフの制限時間3時間、最後の関門を超えたランナーは全員ゴールできるはずなので、既に3時間は経過しているが、最後のランナーの到着を待つ。 そして最後のランナーがゴールして、丸亀ハーフは終了となった。
車に戻って、これから家に帰るのだけど、お風呂に寄っていこうと思う。 スーパー銭湯は色々あるが、せっかくなので少し遠いけど「道の駅ことなみ」の温泉に寄って帰ることに。
県内の温泉では、個人的に一番好きな場所かも。 露天風呂はないけれど、アルカリ性の泉質なので、ヌメヌメとして温泉っぽさが楽しめる。 温泉で疲れを癒やして体を温めて、併設されているレストランで「蕎麦定食」を食べた。
帰りはここから50分くらいかかるのだが、丸亀ハーフの疲れが癒えた感じがする。
帰宅して、疲れすぎていたのでもう一度お風呂に入って、ハーフ中に「今日中に」と仕事の連絡があったので、それをやらないといけなかった。 夕飯の前後で3時間くらいやって終わったはずなのに、疲れすぎて22時くらいにベッドで寝てたら再び連絡があって、結局24時くらいまで作業をしないといけない事に…… 体はボロボロで頭も眠いのに。
2024~2025シーズンのマラソン関連のレースは今日で全て終了。 三女の野球があって土日があまり動けなかったので、この2年間は出場をけっこう控えていた。 今シーズンはフル1つ、ハーフ2つしか出ておらず、あとは地元のレースに3つ出たくらい。 4月からは暇になる予定なので、年間でフルに5レースくらい、ハーフは1,2レースは出たいなぁと思っている。 今日は自己ベスト出せなかったので、気を取り直して、次はいつレースに出るかわからないが、トレーニングを継続していかなくてはならない。
第77回 丸亀国際ハーフマラソン
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