今日は午後からクアタラソ さぬき津田という温泉施設のような場所に行く。
次女も連れて行くのだが、昼間でバスケ。
午前中は、国分寺の西部体育館で、長女のバスケの試合があったので、それを見に行く。
時間の関係で1試合しか見られなかったが、大勝だった。 久々に安心して見ていられる試合だったな。
家に帰って次女のバスケが終わるまで、夕飯の仕込みをする。 先日まとめサイトで「幽庵焼き」というのが紹介されていて、それを作りたく、昨日材料などを買っておいた。
魚をタレに6時間以上は漬けないといけないので、それの準備と、筑前煮みたいなやつを作っておく。
時間になり、次女を迎えに行って「根っこ」でうどんを食べて、津田までひとっ走り。
クアタラソは、通常だと大人1,620円、小学生以上864円、4歳以上540円もかかるので、かなり値段が高い。
だけど、優待券を持っているので、大人500円、小学生200円、4歳以上100円と、半額以下の金額で利用することができる。 それと浮き輪レンタル500円で、1,300円。
ここにはお風呂がたくさんあったのと、深さ130cmのプール、幼児用プールと小さなウォータースライダーがあった。
次女と長男はひたすらウォータースライダーを楽しんでいた。 オレと三女は浮き輪でプールを泳いで遊んだり、体が冷えたらお風呂に入って体を暖めたり、たっぷりと2時間半くらい遊んだ。
帰りの車の中では子供たちは爆睡。 夕飯は残りのカブの味噌汁、高野豆腐、鶏もも肉のカレー炒めを作って、豪華な夕飯が完成した。
三女はクアタラソから帰る途中、17時位に寝てしまって、そのまま夕飯も食べずに朝まで眠り続けた。
よほど楽しくて疲れたのだろうな、また連れて行ってあげよう。
月別アーカイブ: 2016年1月
【徳島】中尾山~赤帽子山
今日は登山、5時起床出来ず、5時40分くらいに起床、6時前に出発。
今日はどこの山に行くか決めていなかったので、道中に決める。 家を出るのが少し遅くなってしまったので、遠い山と長い時間歩く山は厳しいな。 徳島、愛媛があるが、徳島にしよう。 登山口まで3時間近くかかる、天狗塚~三嶺の方は無理だな。 となると、国道438号線近辺かなぁ、とか考えながら走っていくが、今年になって剣山も八面山も行っているので、他にあまり候補になる山がない。 ふと東の方を思い浮かべると、中尾山、赤帽子山が思い浮かんだ。 歩くのにそれほど時間がかからないし、中尾山には東屋もあるし、登山口もそれほど遠くないし、最近登ってないのでそこにしよう。 国道193号線に戻って、脇町を目指す。 徳島県に入ってからかなり眠く…… なんとか脇町のセブンイレブンに逃げ込んで、お昼ごはんを買って眠気を覚ます。
そこから、国道492号線を木屋平方面に走っていくのだが、またも眠くなる…… 国道438号線と合流するところに、公衆トイレがあるのだけど、そこの駐車場の反対側の路肩に止めて、少し仮眠することに。 とりあえず1時間後に目覚ましをセットして眠る。
そして1時間後、起きられず目覚ましを30分延長…… そんなで、いつものように遅くなってしまった……
中尾山登山口の平成荘に到着して、登山の準備をして出発。 天気は小雨、気温は1度なのだが、雪ではなく雨だ……
先週の大雪はどこへやら、付近には路肩に僅かに雪が残っているだけだった。
まずはグラススキー場の脇の道を登って行く。 スキー場と同じ傾斜を登って行くのでなかなかしんどい……
しばらく歩き、スキー場が終わった。 ここから山の中に入っていく。 案内板が立っていたのだけど、真新しかった。 迷う人が多いからだろうか? 綺麗な案内板はとても見やすかった。 何度も来ているので道はわかるが、赤テープしかなかったら、確かにわからないかもしれないな。
しばらく山の中を歩き、もう少しで天望台に到着する。 天望台からは赤帽子山方面に歩いて行くのだけど、中尾山は反対方向に200mくらい歩いた所にある。 なので、天望台には直接行かず、森の中をショートカットして中尾山山頂に先に向かう。
それから天望台へ。 天望台は東屋になっているので、そこで休憩しようかな、と思っていた。
のだが、いざ到着してみると東屋はなくなっていた…… 地面に跡は残っていたのだけど、いつの間に撤去されたのだろう……
けっきょくここで休憩できず、先を目指すことに……
赤帽子山に向かって徐々に傾斜を上げながら尾根を登って行く。 しばらくして、広い尾根に出て、道を見失ってしまった。 が、赤帽子山に行くにはこの尾根からそれて、別の尾根に登って行くので、そのあたりまで行けば分かるだろう。 適当に15分くらい歩いたら、無事その場所まで到着できた。 ここで少し休憩。
さぁ、赤帽子山に向けての登りが始まる。 笹原の中をジワジワと登って行く。 見晴らしがいいはずの場所なのだけど、天気が悪く50m先も見えない。 しばらく歩いて赤帽子山山頂に到着。
さて、これからどうするかな。 帰りに東屋でお昼ごはんを食べて帰るつもりだったのだけど、それができなくなってしまったので……
そういえば、この先、丸笹山の方に歩いて行った所のコルから国道438号線に下りる道があるのを知っている。 一度も歩いたことは無いけれど。 その道から下りてみようかな? それとも丸笹山まで行って、直接見ノ越方面に下りれば、見ノ越の駐車場は屋根があるので、そこでゆっくり休憩して、冬季通行止の国道438号線を歩いて平成荘まで戻ることもできる。
どちらにしろ、国道と林道を長く歩くことにはなるのだけど、このままピストンするよりはいいかな。
どっちのルートを選ぶかはまだ決まってないけれど、コルにたどり着くまでに決めよう。
この辺りには多少雪が残っている部分もあったのだけど、雨に濡れて重い雪だった。
すぐにコルまでたどり着いてしまった。 丸笹山から見ノ越に下りる道はかなり急傾斜だし雪があったら苦労しそうなのと、ここから国道438号線に下りる道を一度も歩いたことがないので、今日はそのルートにしようかな。
ここから国道438号線を下りるルートを選択。 この分岐にも綺麗な看板が設置されていた。
国道438号線方面に歩いて行く。 薄い登山道を歩き、尾根道になってしばらく歩いて行くと、目の前に工事現場みたいなものが出現。 近づいてみると、崖の崩落箇所を工事したものだった。 3年か4年くらい前、この付近で崖崩れを起こし、国道438号線が2年近く通行止になっていた。 その現場だな。 見下ろすと吸い込まれそうだ。 ガスで下が見えないし……
そして、ここから道を見失ってしまった。 幹にピンクテープが巻きつけてあったので、それをたどっていったのだが、だんだんと道が険しくなっていく。 ものすごい斜面の中腹にピンクテープが巻きつけてあったりと、一応それを頼りに進んでいくが、途中でこれは明らかにおかしいことに気づいた。 地形図を出して、あらためて付近を観察する。
登山道自体は、コルから南へ少し進んで東南東に伸びている。 東南東になった辺りの南側は崖になっている模様。
東南東に伸びている道の北から北西にかけても崖になっている。 そして今いる地点のちょうど背中側が崖になっている。 その崖からなる急斜面に今、いると判断。
戻るのも苦労しそうだけど、先ほどの工事現場まで一旦戻るか。 戻る時も下らないよう意識して戻っていたのだけど、工事現場からここまで歩いてきた道も見失って、50m以上下った場所を歩いていたみたい。 途中で登り返して道は発見したかれど…… ガスで視界が聞かないのを言い訳にしよう……
さて、工事現場まで戻ってきたがどうするかな。 正規ルートがもうどこだかわからないや。 工事現場の崖崩れ防止壁の脇を歩いて下りようか。 工事現場の人たちがきっと利用していたはず。
そのルートを歩いて下りていたら、今度はちゃんとした道らしきものを発見。 赤テープもついている。 これが正規ルートか? 工事部分に別れを告げて、赤テープの道を下りていく。 しばらくして、無事国道438号線にたどり着いた。 これが正規ルートだった模様。 ほどんど人が歩いていないのか、登山道は荒れ放題だったな。
さて、ここから平成荘まで、7km弱の車道歩き。 雨の降る中、黙々と歩き続け、1時間20分ほどで平成荘まで到着。
平成荘には屋根のあるバーベキューできる場所があって、そこのイスと屋根を借りて、ここでラーメンを食べて帰ることにする。 お湯を沸かしながら装備を外して帰る準備をしておく。
美味しいインスタントラーメンと温かいお茶、おにぎりを食べてお腹いっぱい。
本日の登山、ルート自体は平凡なルートだったけど、最後の最後で道迷いもあって苦労した。
山の中を歩いて、なぜ車道がしょっちゅう通行止になる区間なのかがわかった気がする。 崖の付近は脆いし、何より斜面がものすごい急になっている。 近くに沢も流れているし、数年に一度通行止になるのもうなずける。 しかしよくこんなところに国道を作ったものだ。
本日のコースタイム
09:53 平成荘
10:08 グラススキー場終了
10:37 中尾山山頂
11:19~11:31 休憩
11:54 赤帽子山山頂
12:16 国道438号線方面分岐
12:58 さまよって工事現場に戻ってくる
13:12 国道438号線
14:29 平成荘
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
今日は金曜日のためモーニングへ。 先週から読んでいた、「女の子は8歳になったら育て方を変えなさい」が読み終わったので、次は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読む。 先日、この本を買って1年になるけど、読んでないな、とツイートしたら、作者の方からリプライをもらえた。 なので、きちんと読まなくては……
舞台は、東京の西の方にある高校の野球部。 そこの野球部のマネージャーが主人公なのだけど、序盤でマネージャーになったきっかけとか、なぜマネジメントを読むことになったのかが書かれていた。 が、時間が無くて、そのあたりで読むのが終わってしまった。 続きが気になる。
今日も雨のため、夜はジョギングに行くことができなかった…… 妻は飲みに出かけているので、帰りにマルナカに寄って白玉粉とミカンの缶詰を買って帰宅。
子供たちとフルーツ白玉を作ったが、大好評だった。
明日は山に行くので登山の準備をして0時過ぎに就寝。 行く山がまだ決まってないのだけど、天気は雪ではなく雨のようなので、山小屋がある山がいいなぁ。
Vagrantを触ってみる
せっかく毎日ジョギングに行く気になっていたのに、残念ながら今日は雨……
ジョギングに行くことができず…… 夏なら雨でも走ってもそれほど苦じゃないが、冬の雨は辛すぎるし、危ないのでやめておこう。
夜は、パソコンを楽しむ。 昨日から勉強し始めたVagrantについて、いろいろ触ってみる。 が、Vagrantだけじゃ不十分で、Chefというやつも合わせて使わないとあまり意味の無いことがわかった。 Chefというやつも勉強しなくては。 というか、Vagrantもとりあえず使えただけで、質問を受けたりしても全く答えることができないな。
ジョギング6km
ここ数日の寒さからようやく解放された。 今日は暖かい1日になりそうだ。
水曜日なので朝は喫茶店へ。 ニュートンを読もうと思ったのに誰かが読んでいるらしく、読むことができなかった……
お昼は車内でお弁当を食べて、ゲームをやってと楽しんだ。 妖怪ウォッチバスターズでランク5装備を作っているのだが、なかなか素材が集まらず苦労している。
ランク5装備を合成するのに、ランク4装備が必要なのだけど、ランク4装備を合成するのに、ランク3装備が必要で、ランク3装備を作成する素材が足りなかったりと……
そんなで、装備作りが全然進まない……
夜はジョギング6km。 今日もペースは上げず、6kmが33分16秒、キロ5分32秒ペースだった。 明日も走って、明後日も走ってしまおう。
夜はGitの勉強とかしていたのだけど、今のFTPでアップロードする構築方法自体が古臭く感じてしまった。
やっぱローカルに環境作って、各々はそこで構築して、あるタイミングでステージングにリリースして、その後、本番にリリースするのが、王道のやりたかなのだろうか?
このあたりが、どうも社内でやっているだけだと、事例みたいなものは本で読んだりネットでみたりするのだけど、具体的なやり方がいまいちわからない。
ジョギング9km
今日の夜はジョギングに行ってきた。 丸亀ハーフは近いのに先月から全然走っていないので…… ペースはゆっくりでいいので少し距離を伸ばそうと思って、9kmコースを走ってきた。 最初の1kmは5分25秒だったが、これじゃ早すぎるので、キロ6分くらいに落として5kmまで。 そこからは微妙な下り勾配なので、キロ5分40秒くらいに上がる。
それで、9km52分35秒、キロ5分50秒ペースだった。 9kmしか走っていないのに足はかなり疲労感。 走らなさすぎて、走りに慣れてないだけだからだと思うので、来週まで、毎日に近いくらい走らなくてはまずいなぁ。 足を痛めたらいけないのでペースが上がらないように意識して、1週間頑張ろう。
夜はサッカーのアジア選手権、オリンピック出場を兼ねた試合がやっていた。 日本対イラクで、場所はドーハ。 20年くらい前、勝てば初のワールドカップ出場が決まる試合の後半アディッショナルタイム、2-1で日本が勝っている。 が、イラクに得点を許し、悲願だったのワールドカップ出場が目の前で途切れた試合があった。 それが「ドーハの悲劇」と呼ばれている。
因縁にも今日の大会はワールドカップ出場がかかっているイラク戦がドーハで行われる。
試合は忘れていて見られなかったのだけど、1-1のまま延長線へ。 延長前半は無得点で、延長後半へ。 これまで90分戦ってきて、延長線30分戦ってきて、既に120分経過し、延長後半のアディショナルタイムに突入している。 このまま引き分けで、決着はPK戦に持ち込まれると思われた、延長後半アディッショナルタイム3分。 右サイドから上げたセンタリングをキーパーがパンチング。 そこに原口が走りこんで左足でゴール右隅にシュート、そしてゴール。 試合は劇的な幕切れとなった。 ドーハの悲劇に対して「ドーハの歓喜」と言われていた。
そんな試合結果だけをTwitterで知ってしまった夜だった。
学校に送っていく
朝6時半くらいに起こされる。 雪なので子供たちを学校に送って行ってと…… 厚着をして車で中学校と小学校に送っていく。 道路に雪は多少あるものの、普通の車でも走れるくらいしか残っていなかった。 家に帰ってきてからのんびり紅茶を飲んだりしていたが、時間があまりすぎているので、月曜だけど喫茶店にでも行くか。
8時20分くらいに家を出て、水曜日に行く喫茶店へ。 道路はめちゃめちゃ混んでおり、保育園経由で50分もかかった……
喫茶店ではニュートンを読む。 火山の特集を読み終えて、金星探査船あかつきの話を読んでいる途中で時間になってしまった。
今日も寒いので、重ね履きズボンと手袋をして駐車場から、会社まで歩いて行く。
お昼は太陽が出ていてポカポカの車内でお昼ごはん。
夜帰る頃は雪が舞っていたが積もらないだろうな……
夜は、都道府県対抗駅伝の男子を見る。 昨日3区まで見たのだが、今日は最後まで見る。
優勝は愛知、2位は広島、3位は埼玉、香川は40位だった。
箱根駅伝を走っている選手も多数出ていたが、ピークを箱根駅伝に持って行ったであろうから、どの選手もあまりよい走りではなかった。
【徳島】八面山
昨夜から月曜日にかけて、40年ぶりの大寒波が西日本を襲っている。 災害が警戒されているほどの寒波、食料などは3日間分くらい用意しろとニュースで言われるほどの寒波が襲ってきている。 そんな今日、登山に行く。 今シーズンは暖冬で、雪がほとんど無い。 この寒波で雪が降ってくれるだろうか? 新雪が期待できるので、徳島の黒笠山に行こうと思っている。 5時10分に起床して、5時半に出発。
大寒波の割に、家付近は全く雪が降っていない。 ただ寒いだけだった。
が、高松空港の裏辺りから、地面が徐々に白くなり始める。 最初は数mmだった雪が、国道438号線に出る頃には5cmくらい積もっている。 この時間なのでまだ除雪もされていない、国道を徳島方面に走っていく。
三頭トンネルに向けての登りで一気に積雪量が増えた。 路面には20cmくらい積もっており、タイヤ跡をたどっていくのだが、フロントバンパーが路面の雪を跳ね上げて、それがフロントガラスに常時かぶっているような状態になり、ワイパーを早く動かさないと前が全く見えない。 しかもフロントガラスに雪がつくと、一気に温度が低下して、ガラスがすぐに凍りつく、そして前が見えない…… 雪を跳ね上げない速度、時速30kmも出せないスピードでゆっくりと登っていく。
なんとか三頭トンネルまで到着したが、これは徳島側に降りてしまったら、再び香川の方に、戻って来られないんじゃないか、というくらい雪が降っている。 戻ろうか悩んだが、このまま行ってしまえ。 徳島側も積雪が凄まじく、滑らないよう慎重に下っていく。 徳島道は通行止。 ラジオのニュースで聞いたのだけど、川之江JCTを中心に高知道も松山道も徳島道も通行止らしい。 あの辺りは山が深く、2014年12月に大雪で100台以上立ち往生したのも、その当たりの地域だったはず。
美馬IC付近のローソンで朝ごはんと昼ご飯を買う。 このローソンの駐車場でも10cmくらい雪が積もっている。 少し駐車場で休憩して、先に進む。
この辺りでこんなに雪景色になっているいのは初めてかも知れない。 真っ白な貞光駅を見て、国道438号線へ。 国道438号線自体は、けっこう雪が降る地帯なので、こちらは見慣れた景色だった。 真っ白な鳴滝を見て、どんどんと奥に進んでいく。 この当たりの雪は見慣れているとはいえ、一宇役場付近で、10~15cmくらいは積もっているのを見るのは年に1、2回くらいしかない。
国道438号線から、黒笠山方面に向かう県道261号線へ。 この道は車の行き来が少ないので、タイヤの跡がついているか心配……
しばらくは走れたものの、橋を越えた商店の前で、タイヤ跡はなくなる。 タイヤ跡の無い、積雪20cm以上の道を、この車じゃ走ることができない。 距離が近いならまだしも、ここから登山口までは6km以上ある。 車で突入するのは現実的じゃないし、歩けない距離じゃないけど、黒笠山の難易度を考えると、登山口まで6km以上歩くのも現実的ではない。
なので、登山口に辿りつけず、黒笠山は敗退となった。
別の山に行かなくては。 この付近だと剣山付近か八面山か津志嶽になる。
ここでこの積雪だと、除雪車が入っていないかぎり、国道438号線のヘアピン地帯は通過できないな。 なので剣山付近は無し。 つづろ堂からの丸笹山ルートもあるが、あそこはあまり歩きたい気分じゃないので無し。
となると、八面山が有力候補だな。 国道を少し戻って、路肩に車を止める。
津志嶽のある久藪方面に上っていく道路も、タイヤ跡がついていないので、向かうのは無理っぽいな。 八面山一択だ。
八面山の九藤中登山口に向けての車道もタイヤ跡が無く、オレの車で入るのは無理っぽいが、国道から登山口も過去に一度歩いているし、それほど遠い距離でもない。 今日は国道から歩こう。
外は雪が降っているので、車内で準備をして出発。 雪なので、薄い手袋の上に撥水手袋を重ねて装着する。 手袋を濡らしてはいけない。
足跡も、タイヤの跡も無い、九藤中登山口に向かって歩いて行く。 積雪は20cmほど。 登山道じゃなく、車道なので、傾斜はそれほどでもないし、これくらいの積雪なら普通に歩いているのとほとんど変わらない。 そう思って一歩一歩踏みしめていたら、すぐに後ろから車がやって来てしまった。 避けて車が先に行ったのだけど、綺麗な新雪の道路は、タイヤの跡がついてしまった…… 見た目的には悪くなってしまったが、タイヤ跡を歩いたほうが圧倒的に楽ではある。
タイヤ跡を踏みながら登山口に向かって歩いて行く。
20分程歩いて、道路から未舗装路へ入る場所までやってきた。 ここから登山口がもう15分程。 未舗装路はガタガタな道で結構傾斜が急な場所があるので、少し滑りながら歩いて行く。 そして登山口に到着。 さて、ここからがいよいよスタートだ。
樹林帯の中に設置された、荷物用モノレールの脇を歩いて行く。 しばらく歩いて、たまに人に遭遇する民家に到着。 ここの軒先を借りて休むことに。 木のほうきが置いてあったので、それで雪を払って座って休憩をする。 柱の横に温度計がかかっていて、気温はマイナス6度を指していた。
登山道は雪で少し滑るので、ストックでも出すか。 7月に新しいストックを買って、たまに使っていたのだけど、スノーバスケットを着けて使うのは初めて。 前まで使っていたブラックダイヤモンドのとは少し違くて、スノーバスケットをつけるのに苦労した。
民家の裏からどんどんと山の奥に入っていく。 最終民家を越えて、沢沿いへ。 渡渉ポイントを通過して山の中をもう少し歩くと、もう一度渡渉ポイント。 滑らないように慎重に渡り、少し歩くと大きな岩のある場所が出てくる。
この岩を左から回りこんで尾根に上がって、あとは尾根を一直線に歩いて行く。 八面山は、そこが真骨頂の山。 高低差は400mくらい、夏場で早く歩いても1時間以上はかかる苦難の道のりだ。 傾斜もかなり急になるし、これくらいの積雪だと雪を踏みしめてほぼ地面まで足がついてしまう。 そして枯れ木や枯れ枝、岩などでめちゃめちゃ滑る。 今回はアイゼンの出番だな。 昨シーズンもほとんど使う機会の無かったアイゼンを、久々に装着する。
そして、尾根道に挑んでいく。 歩幅を狭くしてストックでバランスを取りながらどんどんと歩いて行く。 猛烈な寒波が着ているとはいえ、所詮まだ1日目。 今年の冬は暖冬でほとんど雪が降っていない。 1日雪が降ったとしても、例年のように週に何度か1ヶ月以上降り続いている山ほど雪は積もっていない。 樹林帯で20cmくらい、木々が無い場所でも30cmくらいしか積もっていないので、ラッセルという程度のものでもないし、足をあげるのも苦労しないし、あまり張り合いがなかったけど、テクテクと登って行く。
八面山山頂まで1kmの看板を通過し、巨大なブナの木を通過し、尾根道の終わりが近づいてくる。 もうちょっとだな……
そして奥大野方面の登山道と合流した。 ここから八面神社はもうすぐだ。 アップダウンがほとんど無くなって、八面神社に到着。
先に山頂に向かってから休憩にしようかな。 山頂までは10分もかからないので、荷物は置いていくことに。
廃屋があるので、ここに荷物を置いて、空身で山頂に向かう。 山頂手前の岩場は流石に慎重になったけど、無事八面山山頂に到着。
雪が降っていて景色は全然見えない…… すぐに廃屋まで戻ってくる。
さて、お昼ごはんにしよう、お腹が空いた。
温度計が無いからわからないけど、さっきの民家でマイナス6度だったので、この辺りはマイナス10度にはなっているだろうか?
廃屋で扉すらないけれど、雪がしのげるのが非常にありがたい。 風も無いし、休憩用にダウンジャケットを着込んでいるので寒さは無いな。 手足の指先が冷たくて痛いくらい。
お湯を沸かしてインスタントラーメンを食べて、お茶を沸かしておにぎりを食べて、チーズを食べて、豪華な昼食となった。 ガスカートリッジは、EPIのエクスペディションという、マイナス20度まで耐えられるやつを持ってきたのだけど、最初ガスが出てこなくて焦った…… なんとか火がついたが、全然ガスが出てこなくて火力が弱い。 少量の水をお湯にして、ガスカートリッジにお湯をかける。 ガスカートリッジ自体が猛烈な冷たさで、これがガスの気化を妨げていた。 気化熱ではないけれど、ガス缶の圧力の関係でまたすぐに冷えてしまって、水が付いた状態だと、今度は凍りついてしまうので、水気は拭き取る。
普通の人は、どうやって冬山でのクッキングを楽しんでいるのだろうか? 気温が猛烈に低くても火を付ける方法とかあるのだろうか?
たっぷりご飯を食べて、暖かいものも摂って、荷物を撤収して帰ることに。 帰りは滑るけれど、逆に地面に引っかかったりして危なすぎるので、アイゼンは外して下りることにしてある。 アイゼンはしまってあるので、尾根道はストックを上手く使いながらグイグイと下りていく。
あっという間に大岩まで降りてきて、2回渡渉ポイントを通過、登山口側の渡渉ポイントでタイムを計る。
民家も通過して、すぐに登山口まで戻ってきた。 さて、ここから国道までが、またちょっと距離があるので面倒だな。
けっきょく今日は一日中雪が降っていた。 車にどれくらい雪が積もっているだろうか? そして、止めてから7時間くらい経っているけれど、車は路肩から脱出できるだろうか?
そんな心配をしながら車に到着。 道路にはちょうど除雪車が入っていて、路面の積雪はある程度取り除かれていた。 が、除雪車がどかした雪の一部が、路肩にあったので、脱出するのの妨げになるな。 その前に、エンジンをかけて暖気とフロントガラスを暖めなくては……
車のキーはザックの内側に入っているが、ドアをタッチすると開く「スマートエントリー」というシステムが搭載されているので、ザックを背負ったままドアを握れば開く、のだが、なぜか開かない……
仕方なくザックをおろして、車のキーを取り出して「開くボタン」を押すが全く反応しない…… あれ?? 何度かやるがドアが反応しない……
キーから、物理的な鍵を取り出して、鍵穴に挿して回して鍵を開ける、ドアも開ける。 エンジンをかけるには、キーを車の内側において、ブレーキを踏みながらエンジン始動スイッチを押すのだが、それも反応しない……
キーをエンジン始動スイッチに接触させると反応する仕組みがあるので、その状態でエンジンを始動させて一安心。
どうやら寒すぎて、キーの電池が消耗状態になってしまっていたようだ。
ザックの中に入れてある、2Lのペットボトルの中に氷ができるほどの寒さだもんな、ザックの中でさえ……
車が暖まる間に、車の雪を払い落として、足で雪をどかして出口を作る。 レインコートを外で脱いで、後部座席で靴とスパッツなどを脱ぐ。
さて、帰ろうか。 路肩からでるのはすんなり出られてよかった。 運転は大丈夫だろうけど、問題は徳島から香川に抜ける国道438号線が通れるかどうかだな。
それが心配だったが、通行止にはなっておらず、無事香川県に帰ってこれた。 通行止になっていなかっただけで、除雪されてなかったので、雪が20cmくらい積もっていたが……
道の駅ことなみにある温泉設備などは、閉館していた。 従業員も来られないのかもしれない。 道の駅の駐車場には大量に雪が積もっていたので、家族連れが多く遊んでいた。
そんなで17時過ぎには家に到着。 家についてもオレの車は雪だらけだったので、子供たちがその雪を使って雪合戦をしたり、ミニ雪だるまを作ったりして、大喜びしていた。
本日の登山、黒笠山には行くことができなかったが、積雪量を考えたら、本格的な冬山には及ばないので行けなくて良かったかもしれない。
登山の積雪自体は大したこと無かったが、登山口までの積雪に苦戦したのと、登山中も温度が低くて、それが少し辛かった。 このまま冷え込みが続いて、どんどん雪が降って、2月中には本格的な冬山になってほしい。 厳冬期の黒笠山に登りたい。
本日のコースタイム
08:19 国道438号線駐車地点
09:00 九藤中登山口
09:30~09:51 民家で休憩
10:19 渡渉ポイント
10:39~10:49 大岩
11:26 山頂まで1kmの看板
11:59 奥大野登山口方面分岐
12:12 八面神社
12:24 八面山山頂
12:31~13:13 八面神社
13:31 山頂まで1kmの看板
13:54 渡渉ポイント
14:26 九藤中登山口
15:00 国道438号線駐車地点