明日の福知山マラソンのために、本日から福知山入りする。 6時半に起床し、夕べのうちに準備はしてあったので、7時前に出発。
朝ご飯はコンビニにしようかなと思ったけど、近くに朝から開いているうどん屋があるので、そこで食べて行こう。
近所の中西うどんで、かけうどんを食べる。 うどんとも3日間お別れか。
高松中央ICから高速道路に乗り、福知山を目指す。 高松自動車道~神戸淡路鳴門自動車道~山陽自動車道~中国自動車道~舞鶴若狭自動車道と乗り継ぎ、福知山まで行くだけ。
なのだが、一人での運転はけっこう眠くて辛かった。 淡路島南PAで休憩して、淡路SAで休憩して、西紀SAで休憩して……という具合で、なかなか福知山にたどり着かない。
ようやく福知山までたどり着いた。 時刻は既に11時、5時間もかかったのか、長かったな……
受付は13時からなので、まだ時間があるな、お昼ご飯も食べないといけないし、時間をつぶすか。
明日止めるために、福知山駅前のコインパーキングの場所と金額を確認。 駅前にはタイムスが3つあり、どれも上限500円だった。 が、台数がそんなに多くないな。 なぜか今日でも満車になっているのが2箇所。 明日は早くいかないと、車を止める場所がなくなってしまうかもしれないな。
それからトイレに行こうと思って、福知山城の駐車場へ。 車を止めてから看板でしったのだけど、8月の水害で、全店舗が水没したため、この駐車場に併設されている「ゆらのガーデン」という施設が全て閉鎖されていた。 公衆トイレも閉鎖…… トイレは福知山城の方にもあったので、そちらを利用。 8月の大雨で今年も大会開催が心配されたが、やっぱり結構被害があったんだね。
その後はお昼ご飯を食べる店を探す。 全国チェーン店じゃなく、ラーメン屋じゃない場所を探していたのだけど、全然見つからず。 結局隣の綾部市まで来てしまったが、「五郎茶屋」という、まさに求めていたような店を発見。 ここでは、天ぷら定食を食べてお腹いっぱい。 いい店を発見したな。
お腹もいっぱいになり、時間もちょうどいい時間になったので、福知山マラソン会場の三段池公園に向かう。 前日受付用の駐車場が用意されていたのでそこに止める。 まだ13時前なのに、駐車場がほぼ満車だ。 受付は既に始まっているようで、選手証を出してゼッケンと参加賞と引き換えた。 スポーツメーカーのブースもあり、ジョギング用品が多数並んでいたが、いまここで欲しいものも無く、何も買わなかった。 本当は靴が欲しいのだけど、地元の店でちゃんとアドバイスを受けながら買いたいな。
手続きが終わって駐車場に戻ってくると、駐車場待ちの車が30台くらいいるほどの大渋滞が起こっていた。 駐車場50台くらいしかなかったからな…… みんな車で受付にくるから、すぐにパンクしてしまうのだろう、早めに来てよかった。
さて、これで今日のやるべきことは終わった。 まだ14時前、何をしようかなぁ。 おととし来た時に、福知山観光してしまったので、今日はどこを見るか…… そういえばさっき車で走っていて、「治水記念館」というのがあったので、それを見学しよう。
駐車場に車を止めてさっそく見学。 記名して、係の人がマンツーマンで丁寧に案内してくれた。 タカという天井に滑車の付いたものがあり、ロープを滑車に通し片方を荷物に結び付ける。 反対側のロープを引くと、滑車を利用して荷物を上に上げることができる、なんとも原始的な機械というか、装置の説明をしてくれた。 引っ張る人と、上で荷物を受け取る人の2名が必要。
だが、この装置があることによって、荷物を上に上げる作業がものすごい楽になったとのことだった。
そして、1953年の大水害を、実際の建物の模型と映像を組み合わせた説明動画を見る。 この大水害では7m50cmくらい浸水したらしい。 2階の半分くらいまで水に浸かったとのこと。 2階にいるのも危険なので、内側から屋根を壊して、屋根の上に避難、翌日に船が助けにきたらしい。 そんな大水害1953年。 だが、去年起こった大水害では、それを上回る8m30cm浸水したと書かれていた。
福知山は水害との戦いの町とのこと。 由良川には立派な堤防があるので、そこから浸水することはないのだが、由良川に流れる支流で、木々が細い支流をせき止め、そこから水が街にあふれてきてしまうらしい。 全部由良川に流れてくれるなら問題はないとのこと。 排水ポンプも4か5機あるらしいのだけど、泥水に弱く、すぐに故障してしまうと言っていた。
丁寧に説明してもらい、明日のマラソンを応援してもらい、治水記念館の見学は終わった。
まだ時間があるな、マラソンコース上でもある「御霊神社」というのを見てみよう。 すぐ目の前にコインパーキングの立体駐車場があったので、そこに止める。 御霊神社自体は小さな神社で特に見るものもなく、終わってしまった。
せっかくコインパーキングに車を止めたのだから、少し散策してみよう。 広小路という通りを歩いてみる。 「ポッポランド2号館」という、SLを展示してある場所があったので見学。 電車やSLは全然興味がないのだけど、これはけっこうレアなやつなのだろうか??
広小路には「新町商店街」というところに直結していて、暇なので新町商店街を歩いてみる。
かなりのお店がシャッターを下ろしているシャッター商店街だった…… どこも商店街は厳しいのね。
新町商店街には、先ほどのポッポランドの2号館じゃない本館みたいなやつがあったので、そこも見学。
古い列車の写真や切符、乗務員の制服などが展示されていた。
レトロな商店街をぶらりと歩く。 が、入るような店も無く…… 南端まで行ったので、また北に向かって戻って行く。 途中にあった「ニューカトレア」という喫茶店らしい喫茶店で休憩。 レモンティーを飲んでゆっくりと過ごす。
そろそろ夕方なので、一旦ホテルにチェックインしに行こうかな。
今日のホテルは市街地ではなく、福知山ICの方にある「ロイヤルヒル福知山」というホテル。
チェックインし、荷物を整理して、夕飯を食べに出かける。 徒歩圏内に店はないとのことなので、車で向かう。 昼間いろいろ走ったけど店なかったんだよなぁ…… 探している時間ももったいないので、地元のラーメンチェーン「第一旭」へ。 鉄人ラーメンというのと、半チャーハンを食べる。 鉄人ラーメンはニオイがきつかったな…… チャーシューは美味しかった。
ホテルへ戻り、大浴場へ。 ここは温泉の大浴場がある。 部屋に風呂はついてるけど、大浴場の方がいいよね。
内湯や露天風呂に入って、長旅の疲れを癒し、体を温める。
明日はマラソン本番、6時半から朝食なので、6時くらいには起きないといけないな。
特にすることも無いので、22時前には就寝。
月別アーカイブ: 2014年11月
しらすと高菜の和風スパゲッティ
大会前最後の調整
有給明けの仕事。 11月のこの時期、ちょうど仕事の量が少なく、1日休んでもほとんど仕事が溜まっていなかった。
お昼は車の中でお弁当を食べ、夜は家に帰ってからジョギングをする。
日曜日が大会で、大会前最後の練習・調整になる。 軽く5kmを走ってきた。 これで大会に臨む。
2年ぶりのフルマラソンなので、正直不安。 完走はできるだろうけど、目標としているタイムを出せるだろうか?
2泊3日で福知山まで行くので、準備もしないといけないなぁ。
裁判傍聴と献血
今日は有給。 8時くらいに起床し、いつもと同じように子供たちを保育園と幼稚園に連れていく。 せっかく有給で休んだのに、今日何するかが夕べ寝る前まで全然決まってなかった。 マラソン大会が近くなければ登山はサイクリングに行くのだけど、大会が近いのであまり負荷がかけられない。
で、夕べ決めたのがうどん巡りや献血など。
まずはうどん巡りから。 1軒目は、坂出の「蒲生うどん」。 この店は、元同僚と数年前に一度来たことあるけど、場所も味も忘れてしまっていた。
駐車場は30台くらいは止められそうなほど大きかった。 平日の朝だというのに、店は行列ができていた。
ここではかけうどんとゲソ天ぷらを食べた。
続いて2軒目。 栗林公園の近くにある「松下製麺所」。
ここは、虫の仕事をしているとき、初めて高松に来た時、その会社の人たちに連れてきてもらったことがあるが、それっきり来ていない。 店の前に3台くらい止められる駐車場があるのを知らず、近くのコインパーキングに止めてしまった。 ここでもかけうどんを食べる。 麺は細かった。 まだ2杯目なのに、もうお腹がいっぱいだ。
次は、一気に場所も目的も飛んで、香川大学医学部付属病院へ。 長男のメガネを作り直して、保険の申請をするのだけど、病院からのメガネの指示書、というのがいるらしい。 それを発行してもらってあるので受け取りに。
受付で名前言ったらすぐ出してくれた。
高松の東まで来たのに、すぐに中心部に戻る。 瓦町近くのコインパーキングに駐車して、瓦町駅地下でレンタルサイクルを借りる。 料金体系が変わってから借りるの初めてで、その旨を係員に言ったら、丁寧に説明してくれた。
のだけど、説明が細かすぎて10分くらい説明してくれた……
自転車に乗って商店街を走って行く。 丸亀町商店街は自転車通行禁止なので、押して歩いて行く。
次は献血なのだけど、献血ルームが朝は12時40分まで、午後は13時40分から開くみたい。 ちょうど12時半なので、今はタイミングが悪かった。
暇なので裁判所でも行くか。 前から裁判の傍聴には興味があって、膨張してみたいな、という気持ちはあったのだけど、場所が場所なだけに、なかなか行く気持ちにもならず、行くチャンスも無かったが、ようやく今日行くことに。
入口の右手に、今日の裁判の内容と時間が書かれた紙が掲示されている場所があり、そこで時間を確認。
刑事事件が1件、13時半から裁判が始まる。 入口の守衛に「傍聴したいのだけど、勝手に入ってもいいのか?」と尋ねると、勝手に入ってもいいらしい。 「傍聴は静かにお願いします」と言われた。
裁判は2階で行われるので、2階の法廷の前で待つ。 まだ20分前だったので、法廷には鍵がかかっていて入れなかった。
開廷の数分前に、書記官が法廷の鍵を開けて中に入れるようになった。
傍聴人は被告の身内っぽい人が数人と、スーツ姿の謎の男性が1人。 被告の弁護士もいた。
検察官が入ってきて、その後法務省という腕章を付けた警官みたいな見た目の人2人に囲まれて被告が入ってきた。 被告は手錠のついたベストのようなものを着させられていて、席に着く前にそのベストを脱がされた。 そして裁判官が入ってきた。
いよいよ裁判が始まる。 まずは検察からの冒頭陳述を。
被告の氏名やどのような事件をどのような内容や順序で起こし、どのような被害を与えたか、なので、被告に懲役○年を求刑すると。 被告は3つくらいの罪に問われていて、検察も紙を見ながら早口だったので、なかなか頭の中で整理しきれなかった。
裁判官は「弁護人意見をどうぞ」と言い、弁護士のターンに。
「被告は罪を認めており、大変反省している」のようなことや、検察の起訴した罪に対する認識の違いなどを説明する。
大変反省しているのと、70歳過ぎて高齢のため余生を静かに過ごしたいので、寛大なご判断を、という内容で終わる。
そして裁判官が「被告人前へ」といい、証言台に被告が立たされる。 「何か意見はありますか?」と聞かれるが「何もありません」と言い、一瞬で終わる。
裁判官と書記官がヒソヒソと話、判決の日時を決める。 けっこう事務的で、「11月は予定がいっぱいなので無理なので、12月になります。 1日2日は予定がいっぱいなので、3日の同じ時間でいいですか?」と。 被告にとっては判決を言い渡される運命の日みたいな感じなのだけど、けっこう適当に決めちゃってるのね。
裁判は僅か12分で終了。 TVで見る裁判ほどドラマチックな展開はないけど、初めて傍聴したけどかなり勉強になった、いい経験をしたと思う。
その後は献血ルームへ。 実は献血、12年前、2002年10月26日に受けている。 逆算すると当時19歳だったのかな。
今回献血カード作成のために個人情報を入力した紙を元に、過去にいつ献血を受けてるかがわかる仕組みらしい。
その時は、バイトの友達と計3人で、津田沼の献血ルームに行った。 400ml献血をしたのだけど、献血中にすごい寒気と顔面蒼白になって、献血は中断。 そのままベッドで1時間くらい休まされた。 その経験があり、ずっと献血に行くのが怖かった。
が、献血したいという思いもあり、ようやく今日献血を受ける決意と時間が取れた。
まずは体重測定と血液検査をする。 ヘモグロビンで血液の濃度を測るみらい。 14.4という値で、男性は13以上ならOKらしい。
12年前に献血で体調が悪くなったことを伝えたら、水分をしっかりとってからやりましょうと。
献血のイスに座ってからも、頭を低くした方が安心ですよ、ということで、頭を低くする体勢にしてもらった。
入念に腕の消毒をし、太い献血針を刺す。 機械で吸引していくらしい。 針は太いので結構痛かった。
細い針だと、血液の中の血小板とかが壊れてしまうらしいし、時間もかかるみたい。
不安だったが、今回は何の問題もなく終了。 僅か15分ほどで献血は終わってしまった。
終わった後は、セブンティーナイスを貰え、ジュースも飲み放題だったので、アイス食べながら紅茶を飲みながら、ジャンプを2冊、こち亀だけ読む。 そして献血ルームを後にする。 次は2月11日から受けられるみたい。 これくらいなら、次も受けてもいいかもしれないな。 平日で空いていたし、けっこう至れり尽くせりだった。
その後は自転車で商店街をウロウロして、マルナカ栗林店に行って夕飯の材料を買って、長男と三女を迎えに行って帰宅。
夕飯はピーマンの肉詰めと、ササミのベーコンチーズ炒めみたいなやつを作って、それがけっこう好評だった。
久々の有給は、直前まで予定が決まってなかったが、かなり充実した一日になった。
黄色いウィンドブレーカー
先週から寒くなったので、会社の行き帰りには、ジョギング用の蛍光黄色のウィンドブレーカーを着用している。 最初はものすごい色が目立つので恥ずかしかったが、3日目にもなると、もう恥ずかしさは無くなった。 目立つし、夜でも安心で素晴らしいな。 グラッチェ行くとき、交番の前を通るのだけど、これだけ目立てば疑われる余地は全くないだろう、何もやましいことしてないけれど。 グラッチェ行く時間って、下校の時間に重なるので、よく交番の前で警官が立っている。
夜は、ジョギング3km。 大会が近いので最終の調整を。
1km5分ペースで走ってきた。 今日は体がとても軽かった!
もちろん黄色のウィンドブレーカーを着て走った。
その後は、家で散髪。 先日、Amazonでバリカンを注文し、それが昨日届いたので、早速浴室で使う。
自分でバリカン使うの初めてだったので、上手くできるか不安だったが、まぁなんとかなった。
これで散髪代を大幅に節約できるな。
夜の子守
今日は夕方に激しい雨が降ってきた。 夏以来のような、轟音のするような土砂降り。 この寒い時期、雨に打たれたら風邪をひいてしまう。
今日の夜は妻がキンボールというスポーツみたいなやつの練習があるらしく、長女も校外学習とバスケでいないので、子守をしていないといけない。
子供たちは夕飯を食べているみたいなので、帰宅してから夕飯を食べて、一緒に風呂に入って、寝かしつけをしながら妖怪ウォッチをプレイする。
夜は妻が実家でもらってきたらしい、台湾土産のパイナップルクッキーを食べた。 この適当な味が台湾っぽい。
台湾行きたいなぁ。
JAのイベント
9時くらいに起床。 昨日の登山の影響で、お尻が筋肉痛。
今日は近くのJAでイベントがあるみたいなので、それに行ってみる。 バザーや食べ物の販売、野菜や加工品の販売が少しあるだけだった。
軽トラックの荷台をステージにしている会場では、70代以上のおばさんたちが、UFOを踊ったり、年寄りたちは元気だった。 ここでうどんを食べたが、普通のうどんだった……
もうちょっとイベント的なものがあるのかと思ったけど、どうやら想像しているものとはだいぶ違う感じだった。
それからイオン綾川へ。 特に買うものも無く、店内をウロウロ。 それから鬼無方面に抜け、妻の実家へ。 長女が夕べから泊まりに来ていたので、拾う。
三女のスリーパーを買ったり、夕飯の食材を買ったりで、17時くらいに帰宅。 夕飯は買ったから揚げと、ポテトサラダとマーボー春雨。
日米野球を見ながら夕飯を食べたが、今日のメジャーリーガーたちは豪快だった。 昨日のノーヒットノーランがだいぶ応えているのだろうか、本気を出したメジャーリーガーのパワーはすごいな。
【愛媛】ハネズル山【中ノ川登山口】
今日は登山、4時50分起床、5時出発。
今日は愛媛のハネズル山に登山に行く。 ハネズル山とは、二ツ岳の1つ東にある山。 持っている登山地図には二ツ岳までしか載っていないので、ある意味未知の領域に挑戦となる。 ハネズル山の北には、赤星山というそこそこ有名な山があり、赤星山~ハネズル山~二ツ岳のルートを完成させたいので、今日はハネズル山を調査するために登る。
登山口は瀬戸内海側にある、中ノ川登山口というところ。 ちょうどこの登山口は2年前に登っている。
その時は、林道を崩落工事中で途中までしか車で入ることができず、40分くらい林道を歩いたと思う。
今回はもう修復が終わっているので、登山口まで車で行けるみたい。 ただ、未舗装路なので、ヴィッツで走れるかは別問題。
国道32号線、国道377号線、国道11号線と走り、愛媛県の土居町まで。 「二ツ岳登山口」の看板を頼りに、山の方へ走って行く。
一応県道131号線という、愛媛県が管理している道路のよう。
以前工事中だった箇所は綺麗に修復が終わっており通行可能だった。 途中から未舗装路に変わったが、路面はそれほど凸凹していなく、問題なく走れた。 県道131号線の終点からは林道に変わる。 林道は凸凹な道で、ヴィッツでは結構つらかった。
一度登山口まで行ったが、車を止める場所が微妙だったので、少し戻って広くなっている場所に駐車。 登山の準備をして出発。
僅か2年前だけど、ここがどんなルートだったかほとんど覚えていない。 ただ印象的だったのは、登山道を歩いていくと林道に出るのだけど、そこから登山道への取りつきが分からなかったこと、下山時に場所は判明したけど、これは見つからないな、と思ったことくらいだろうか。
林道から登山道へ入って行く。 東赤石山、西赤石山もそうだけど、北側の登山道は、登山口までの道が崩壊していたりで、なかなか利用されることが無く、荒廃が進んでいる。 この登山道も、道自体はしっかりわかりやすいのだけど、枯れ枝が大量に落ちていたり、枯れ木が横たわっていたり、迷うことはないだろうけど、ピンクテープはほとんど無い。 こういう道を歩いて、インターネットで紹介して、他の人に歩いてもらうのがいいことなのかはわからないけど、誰も歩かなかったら、そのうち道が無くなってしまう……
道はほとんど一直線に登って行く。 が、それほど急な道でもない。 川の音を聞きながら登って行き、林道に合流。 登山口の林道をそのまま車で4kmくらい走って行けばここまで来れるみたい。 ただ、林道はここで終点、ここから先は工事もされてないみたい。
前回探した、ここからの登山口。 林道をそのまま200mくらい歩き、山側の荒々しい崖が終わった後の茂みの中に登山口がある。 場所は知っているのですぐわかったが、初見でこれは見つけられないだろう…… 一応看板はあるのだけど、看板を発見することすら困難。
登山口から再び山の中に入って行く、少し歩いたら敬天の滝の展望所があるので、そこで休憩。 滝は紅葉に包まれていて、一直線に流れ落ちていて美しかった。
そこから先の登山道も道もマーキングもしっかりしている。 500mおきに距離を示す看板もある。 滝から二ツ岳山頂までは3.5kmらしい。 1時間50分で行けると書いてあるが、ちょっと速すぎないだろうか??
しばらく歩き峨蔵越まで到着。 誰かいるかな、と思ったけど誰もおらず…… ここは北斜面から風が吹いてきてかなり寒かったので、別子方面にちょっと歩いてそこで休憩。 さて、これから一度も歩いたことのない、赤星山方面に向かって歩いていく。
歩き出してすぐ、笹の道に変わる。 笹は腰~胸くらいの高さまであり、足元が全然見えない…… インターネットでルートを調べた時も、笹のことは書かれていたけど、こんな道だったのか…… 少し行くと展望が開け、目の前には1307mの小ピークが、後ろには二ツ岳が見える。
二ツ岳の北斜面には霧氷のような白いものが見える。
笹の道を歩いていき、1307mを過ぎたところに、赤星山とハネズル山の分岐があった。 ハネズル山は感じでは「羽鶴山」と書くらしい。 「ハネズル」って変な名前だなと思っていたけど、ズルは鶴だったのか。
ここからハネズル山方面に歩いていくのだけど、すぐに道に迷う。 広い尾根で100mくらい幅があるのだけど、どこを歩いたらいいのか全く分からない…… とりあえず適当に右側の二ツ岳の見える側を歩いて行ったら、そのうちマーキングを発見したのだけど、どこを歩くのが正解なんだろうか?
1340mの小ピークを右手に見ながら、尾根を下って行く。 下って行くと、また森みたいな広い場所に出た。 ここはマークを発見できたのでそれを伝って歩いていき、しばらくすると、小箱越というところに到着。 南に下りていく道があるみたいだけど、看板に何も書かれていないのでこれを下りたらどこに出るのだろうか?
地図的には、二ツ岳の別子側の登山口付近につながっているように見える……
小箱越えを越えて少し登って行くと、コンクリートの建物がある。 ドアが開きっぱなしで風に吹かれて開いたり閉まったりしているのが不気味だった……
中には古びた機械みたいなのがあった。 床が抜けているし、ここは何をやっていた建物なのだろうか?
そのすぐ先には、ヌタ場が。 動物の足跡があった。
そして、ハネズル山山頂に到着。 山頂は全く景色が見えず、ただ山頂の看板が置かれているだけだった。
峨蔵越からもう少し遠いと思っていたのだけど、1時間ほどで着いてしまった。 ここで少し休憩して、赤星山方面への分岐まで戻る。 この分岐手前は、注意してマーキングを探しながら歩いたが、やはりよくわからなかった……
赤星山分岐でお昼ご飯。 インスタントラーメンを作り、今日は餅を持ってきているので、力ラーメンにして、エネルギーを補給する。
ここは無風で、ダウンジャケットを着て、体はポカポカ。 気持ちよくて横になって10分くらい寝てしまった。
時間があったら二ツ岳も行こうと思っていたけど、今日はもうハネズル山だけでいいかな。
帰りの道も、峨蔵越までは笹の道を苦労しながら歩いていく。 帰りの峨蔵越にも誰もおらず、そのまま北斜面の登山道を下りて行く。
敬天の滝を通過し、林道を通過し、中ノ川登山口を目指す。 途中で、左足の小指に何か当たっている感がし、靴下を脱いで見てみると、関節の部分の皮が擦れて向けていた。 うっかりその皮をむいてしまったのだけど、余計ヒリヒリするようになってしまった。 絆創膏で直接触れないように処置をし、そのまま登山口まで歩いていく。
今日の登山、山行的にはちょっと物足りないものになってしまったが、未踏ルートの一部も歩くことができて満足。 登山地図で使っている「山と高原地図」に載ってない山にはなかなか行く気がしないのだけど、いつか赤星山~堂ヶ森の縦走をやってみたいと思っていることもあり、この辺りの区間は一度歩いておく必要がある。
雪が降り始める前に、雪の時期に向けて、体を慣らしておくのと寒さに慣れておかないといけないので、もうちょっと登山を頑張ろうかな。
本日のコースタイム
07:22 駐車地点
07:26 中ノ川登山口
08:22 林道合流地点
08:26 林道の登山口
08:40~08:51 滝見台
09:35~09:47 峨蔵越
10:13 赤星山方面分岐
10:52 コンクリート小屋
10:57~11:05 ハネズル山山頂
11:46~12:29 赤星山方面分岐
12:50 峨蔵越
13:38 林道の登山口
14:29 中ノ川登山口
14:32 駐車地点