今日はバイクで近畿地方の県庁めぐりをすると決めていた。
朝7時半くらいに家を出発。 まだバイクで走ったことのない淡路島を走りたいので、岡山経由ではなく、鳴門経由で向かう。
鳴門~淡路島への交通手段は高速道路しかないので、鳴門北~淡路島南の1区間だけ高速を利用。 たった5kmくらいなのに、橋を渡ったため料金は900円…高い!
バイクで初の淡路島。 とりあえず島の西側を北上するか。 本州へはフェリーで渡る。 走り出してすぐ、四国から見えた風力発電の風車が見えてきた。
淡路島は特に面白いものもなく……ひたすら海岸沿いの道を北上する。 走ること2時間ちょっと。 ようやく島北端、フェリー乗り場に到着した。 細長いなぁ。
フェリーはちょうど10分後に到着するので、いいタイミング。 名前は「たこフェリー」。 名前が……
フェリーの料金はバイク+人で1000円。 ちなみに高速で橋を渡る1区間乗ると、バイクで1900円する。 高い!
フェリーは明石海峡大橋の真下を通るので、何枚も写真を撮ってしまった。
橋の上は何度も通ったことがあるけど、橋の下を通ったのは初めてだ! わずか20分の船旅。 ついに本州に上陸した。
さて、ここからまずは兵庫県庁を目指すか。 兵庫県庁は前に原付で来たことがあったが、夜だったため写真の撮りなおし。
国道2号線を東へ進む。 原付だと走りにくい道も、このバイクだと快適だ。 ただ信号が多い…… 前は県庁の場所、迷ったが、今回はきちんと覚えていたため、すぐ県庁に到着。
さて、次は大阪府庁だ。 最近のニュースで、大阪府庁移転問題で話題になっている。 47都道府県の中で最も古い建物らしい。 移転前に橋本府知事の仕事場を見ておかなくては。
国道2号線を東に進み、高級住宅地のイメージがある芦屋を通過し、西宮、尼崎と通過し大阪府へ。
大阪の道はさらに信号が多く、府庁にたどり着くまで苦労した。
目の前には大阪城が。 しかし観光目的で来たわけではないので寄ることはできない。
さて、奈良を目指すか。 ならは距離的には30kmくらいしかない。 国道308号線を東に進む。 しかし途中で国道を見失ってしまった…… この付近から生駒山を越えるのだが…… 県境の国道なので、すぐに見つかるだろうとうろうろしたのだが、まったく見つからない。 位置的にはこのあたりにあるはずなのだが……
見つかる気配がないので、いったん大きな道路まで戻って地図を見直す。 やっぱりこのあたりにあるはずだ……
迷いに迷ったあげく、枚岡公園という、生駒山の中腹にある公園への道を見つけた。 ここに行けば国道が見つかるだろう…
そしたら国道308号線を発見した。 しかし道なりに進んでいったら、公園についてしまった。 あれ??
公園の案内地図をみたら、確かに付近に308号がある。 戻るか……
桜並木の道を下り、左にめちゃめちゃ細い道がある。 どうやらこれが国道らしい。
国道を進んでいくと、めちゃめちゃな急勾配。 自転車じゃ絶対に登れないような感じ。 バイクでもスロットル回しすぎると、後ろにひっくり返りそうな道だ。 車がすれ違えないほど狭いし。
一気に山を駆け上ってる感じだな。 そしてピークの暗峠に到着。 ここから先は奈良県だ。 初めての奈良県。
峠付近は石畳になっていて、めちゃめyちゃ走りにくい。 峠を越えた奈良県側はまだましな道だった。
一応国道の峠をおりきり、奈良の大きな道に到着した。 あとは奈良県庁を目指すだけ。
しかしここからが大変だった。 道路は片道2車線あるのだが、メチャメチャ混んでいる。 なんだこの渋滞。 すり抜けながら先に進む。 どうやらこの渋滞、奈良公園の影響らしい。
めちゃめちゃ混んでる中、県庁に到着。 県庁は人がたくさん。 なにかイベントやってるのか? それとも公園が近くにあるから、毎週こんな感じなのか?
さっそく県庁を写真に撮る。
門前には、せんと君がお出迎えしてくれたけど、写真撮影のための行列ができていたので撮るのは諦める。 出店がたくさん出ていたので、お土産を購入。
レトルトカレー。 順に、600円、400円、300円。 かなりいい値段だ。
時間はまだ15時なのだが、そろそろ帰るか。 今通ってきて激混の奈良、大阪、神戸を通らなくてはならないので…
帰りは阪奈道という、元有料道路? 今は無料で通れるけっこう快適に走れる道を通って大阪へ。 県境付近は完全片側通行の2車線道路で快適に飛ばすことができた。 夜間は二輪車通行禁止らしい。
大阪を越えて、神戸へ。 文字で書くとあっという間だが、明石港に着いたのは18時15分。 軽く3時間かかってるな。
そういえば今日、朝から何も食べてないな。 マックでハンバーガー2つ、チーズバーガー1つ、ポテトLを購入して、テイクアウトした。 フェリー乗り場で食べようとしたら、ハンバーガーが1つ足りない…… 100円のために文句言ったり取りに行ったりするのも馬鹿馬鹿しいので、いっか。
帰りのフェリーからは、明石海峡大橋が綺麗に見えた。 これ、5分か10分周期くらいで色が変わるんだね。 青緑だったのが、レインボーになってりしていた。
夜の淡路島は東側を南下。 夜ということもあって、快適に走ってこれて、1時間半ほどで抜けられた。 帰りも鳴門大橋は高速で。 鳴門北からは一般道で帰宅。
家に着いたのは21時40分。 今日は480kmくらい走った。
鳴門大橋以外はずっと下道。 かなりのロングツーリングになってしまった。
月別アーカイブ: 2009年10月
10月末
もう10月末。 一ヶ月が経つのはとても早い。 そしてもう今年が終わろうとしている……
明日から11月、もう季節も温度も冬だ。 山へもあまりいけなくなるし、バイクでもあまりでかけられなくなる。
明日は走りおさめに行ってこよう。
ITホワイトボックス
NHK教育テレビで11時過ぎくらいから、ITホワイトボックスという、パソコン関係の番組がやっている。 毎週録画する設定にして、さっそく今日の分を見てみた。
題は「なぜEメールは届くのか?」という内容。 なぜ@マークなのかとか、メーラーデーモンとか、RFCとか、いろいろ勉強になった。 アシスタントかナビゲーション役かわからないけど、森下千里が微妙だが……
学級閉鎖
ついに長女のクラスが学級閉鎖になった。 8人くらい欠席しているらしい。 みんな新型インフルエンザか!?
夜から長女も熱があると言うみたいなので、子供部屋に隔離。 しかしついさっきまでテレビを見ていたらしい。
医療従事者の次の優先度の妊婦でさえ、新型ワクチンが間に合わなそうだな。
インフルエンザなのかはわからないが、うつらないようにしなくては。 長男は特に。
ミニストップ
夕飯を食べた後、ミニストップに夜のおやつを買いに行った。
ホットドッグとスパーシーポテトとビールを購入。 うん、美味しくて幸せだ。
最近長男があまり寝ないようになってきた。 いつも21時くらいに風呂に入れて、ミルクを飲ませるのだが、そのままずっと起きていて、ちょこちょこミルクを飲んだり。 23時くらいまで起きてて、ようやく寝る感じ。 しかし1時過ぎくらいにまた起きてミルク。
もう起きていたい年頃なのだろうか。
1ヶ月
ハンバーグ
今日はT家のパパと、うちで子守。
夕飯はなぜだか知らないがオレがハンバーグを作ることになってたので、作る。 大人4名、子供4名分で、ひき肉1kg。 ものすごい量だ。
ひさびさに作ったが、まぁおいしくできたかな~
しかし昨日の山行で、太もも、ふくらはぎ、そして腕までが筋肉痛だ。 山でこんなに筋肉痛になったの久々だ。
【愛媛】高瀑~石鎚山(途中断念)
今日は石鎚山に登山をしに行く。 夕べ0時までフットサルをし、1時過ぎに寝て、起床は4時。 出発は4時25分。 眠すぎる……
豊浜まで裏のほうから行って、そこからは国道11号。 新浜のすき家で朝ごはんを食べ、石鎚ロープウェイを目指して走る。 ロープウェイまであと4kmほどの場所でT字路があり、そこを右折すると高瀑方面だ。
高瀑は、過去の台風被害で、林道が崩落しているらしい。 なので、車やバイクでいけるのは、その崩落箇所までで、そこからは徒歩になる。
崩落箇所から、本来車でいけるはずだった場所まで歩いて1時間くらいらしい。
砂利道を走り、ようやく崩落箇所までやってきた。 既に工事が始まっていて、そのうち直るのだろうか。
バイクでいけるのはここまでなので、邪魔にならない場所にバイクを止めて、登山の準備をして、徒歩で崩落箇所を通過する。 通過した途端この道だ。
この様子じゃ崩落地点を直しても、まだまだ車は通れそうにないな。 バイクならかろうじて通れそうだ。
荒れ果てた林道を歩く。 木々が色づいてきて綺麗。
しばらく歩くと放置された重機があった。 この重機、撤去するにもここまで車が入ってこれないから撤去できないな。 いつになったらなくなるのだろうか。
その直後、素掘りのトンネルがあった。 よくこんな大きな岩盤にトンネルを掘る気になったよね。 昔の人はすごい。
トンネルを越えてからもひたすら道は続く。 登山口の入口までけっこう遠いなぁ。
紅葉が綺麗で、歩いているのは楽しいけれど。
しばらく歩き、また崩落現場があった。 ここもバイク通過は無理だな。 ここも直してもらわないと、登山口入口まで車でいけない。 まぁ、ここまで入ってこれたら十分か。
崩落現場を越えてから200mほどで、ようやく登山口入口に到着。 ここまで1時間もかかってしまった。 けっこう遠いなぁ。 距離にして4kmくらいか? 放置されすぎて使う気にならない公衆トイレと、休憩所があった。 休憩所の中に入ってみたら、防水加工されたノートを発見。 中を見てみたら、滝を見に来た人たちの書き込みがあった。 見るだけで書きはしなかったが。
少し休憩し、ようやく登山が始まる。 滝までは一般人もけっこう行くらしい。 看板が整備され、まぁまぁ歩きやすい道になっている。 何度か川を渡る地点があるので、増水時は注意だな。
しばらく歩き、上から覗き込むような滝があった。 木々の緑と紅葉の赤、水の緑が神秘的だ。
そこからも道は続き、壊れた橋を通り、天狗の子育ての穴を通り、ようやく「高瀑の滝」に到着。
幅50m、落差130m、標高1300mに位置するこの滝は、西日本で最も高い位置にある滝らしい。
冬になったら氷瀑になるらしい。 冬の壮大な姿も見てみたいが、冬にここまで来るのはいろいろとしんどいな。
出発してから既に2時間経過。 だが、ここからが本格的な登山なので、休憩しておかなくては。 滝を見ながらおにぎりを食べ、水分補給。 足腰を休める。
さぁ、出発だ。 ここからがつらそう。 地図には「危険」というマークと「荒れたルート」というマーク。 さらに1km歩く間に標高が600mも上がる。 かなりの急勾配だ。
滝の右側にかろうじて残る踏み跡をたどり山の中へ…… ぐんぐん高度を上げていきすぐに滝と同じ高さになった。 こんな怖いはしごもかけられていた。
一番真ん中あたりに乗ったとき、かなり歪んで怖かった。 そのうちポキッって折れるんじゃないだろうか?
道はものすごい急でわかりにくい。 マーキングのテープがしてあるのだが、色が赤いテープなので、落ち葉の赤と混ざってあまり目だたない。 阪神タイガースのような、黄色に黒のテープもちらほら見かけるのだが、これもあまり目立たない。
滝の高さを越えて、しばらくしたら道ががらりと変わった。 土や木の道だったのが、笹の道に。 勾配はさらに急になった感じがする。 笹をつかみながら登らないと思うように登れない。 ときどき、背丈の低い木々の中も通っていくので、顔や腕は傷だらけ。 しかし、左手に見える「西ノ冠岳」、右手に見える「二ノ森」がどんどん近づいてくるのが見えると楽しい。
急勾配の道を歩くこと2時間20分。 ようやく稜線に出た。 長かった……つらかった……
さて、とりあえず西ノ冠岳を目指そうか。
ここから西ノ冠岳まで、稜線を歩いて30分くらいか?
石鎚の南側斜面が見え、こちらも紅葉が綺麗だった。
しばらく歩き、西ノ冠岳に登れるらしき分岐までやってきたのだが、そちらの方に歩いてみても笹が深すぎて道らしき道が見当たらない。 すこし笹こぎをしてみたのだが、どうもこの道は間違っているっぽい。 まぁ調べてこなかったのが悪いので、西ノ冠岳は諦めるか。 石鎚を目指そう。
稜線に戻ってきて、石鎚に向かって歩く。 ここから山頂までおよそ1時間。 少し歩いたところで、お昼休憩にすることに。
時刻は既に13時半。
お昼を食べながら時間を計算していたのだが、どう考えても石鎚山頂まで行ったら暗くなるまでに下山できない。 最後の林道はいいとして、急勾配のあの箇所は明るいうちに絶対に抜けておかなくてはいけない。
今が13時半でしょ、山頂についたら14時半、ここまで戻ってきて15時半。 稜線の道で、急勾配の分岐まで30分、16時。
急勾配の道がコースタイムで1時間20分なので、少し余裕を持って、17時半。 この時期の17時といったらもうかなり薄暗い。 しかも木々の中なので、薄暗さはさらに増す。
ただでさえマーキングを見失いそうな道で、暗かったらやばいな。 しかも稜線から下は、登山道はおろか、バイクで走ってきた林道すら携帯の電波がつながらないし。 というわけで、山頂まではいかずに、このお昼を食べてる箇所でUターンすることに。 たどり着けなかったのは残念だけど、またくればいいか。 今度はもっと早い時間から登り始めるように……
ということで、稜線を戻り、急勾配の道の分岐までやってきた。 北の空はガスが満ちてきている。
急勾配の道は、下りでも苦戦した。 笹がすべるすべる。 まぁ登りに比べたら楽だけど。 そして、マーキングを探すのに一苦労。 軽い踏み跡は残っているのだが…
苦労しながらようやく滝まで戻ってきた。 滝の上部は白くよく見えない。
さて、あとは登山口入口まで歩き、そこから林道を歩くだけだ。 けっこう長いな……行きで2時間かかっている……
こんな道歩いたかな~と考えながら登山口入口まで到着。 もうかなり暗くなってきた…… あとはバイクまで林道を歩くのみ。 この林道も長いんだよな~
やっぱり途中で引き返してきてよかったと思いながらバイクに到着。 到着したのは17時30分。 もう真っ暗だ。 素掘りトンネルの中は真っ暗すぎて足元がまったく見えなかったし。
山頂までいけなかったのは残念だが、コース的に引き返してきたのは大正解。
もっと実力をつけてから、朝早くから再チャレンジしよう。
帰りはめんどうなので、西条~高松西まで高速で。 バイクは2100円で帰ってこれた。 1時間ちょい。 やっぱり高速は早いが、精神的に疲れるし怖いなぁ。
本日のコースタイム
7:57 崩落現場
8:58~9:08 登山口入口
10:13~10:26 高瀑の滝
11:44~11:51 急登の道で休憩
12:38 稜線合流
13:04 西ノ冠岳分岐(たぶん)
13:27~13:40 石鎚に向かう稜線上で休憩
ここからUターン
14:17 稜線上、高瀑分岐
14:45~14:55 急登の道で休憩
15:43~15:50 高瀑の滝
16:47~16:51 登山口入口
17:35 崩落現場