走行距離:340km(合計:4,072km)
使用金額:2,467円(合計:68,253円)
北海道中標津町
5時20分起床。 すでに太陽は昇っている。 日の出を見そびれた…… まぁいいや、また明日。
今日は網走まで戻ろうと思う。 なのですぐに準備をして出発。 今日は帰ってくるので、テントや不用品は置いていく。 まずは「摩周湖」を見に行こう。 展望台が3つあって「第一展望台」「第三展望台」「裏摩周展望台」の3つある。 位置的に「裏摩周」が一番近いのでそこに向かう。 キャンプ場から40km弱。 走るにつれてどんどん標高が上がっていく。 それにつれてだんだん気温が下がってくる。 「裏摩周」の駐車場についたころには寒くて震えていた。 景色を眺める前に暖まらなくては……
手袋をしたままバイクのマフラーに手を置く。 手袋の厚みがあるので、しばらくしてから手が暖かくなってくる。 手がとても暖かいのでつい長くマフラーに置きすぎてしまった…… 右手の人差し指にものすごい熱が襲ってきた。 「アチチチ」と慌てて手を離し手袋を取った。 あまりの熱さに指のところに穴が開いてしまった。 あぁ手袋が……指も痛いし…… 気を取り直して景色を見よう。
「裏摩周展望台」から「摩周湖」を眺める。 しかし…………一面の霧によって何も見えない。 ただ真っ白い景色が見えるだけ…… ショック。 地図にも「眺めるだけ 霧だけ」と書いてあった。 それほど霧が多いのかな。 景色も見えないので展望台をあとにする。
とりあえず正面から摩周湖を見ようと思い、そちら方面に進む。 峠を下っていると「神の子池」という看板が出ていた。 なんだか名前がすごいので、見に行ってみることに。 林道を走ること2km、すぐに到着した。 だけど林道がかなりでこぼこで原付にはきついなぁ。
「神の子池」を見る。 ものすごい透明で青い。 すごい綺麗だ! 神秘的。 まさに名前の通り。
いやー見に来てよかった♪
そして摩周湖方面へ進む。 また興味のある看板を発見。 「硫黄山」と書いてある。 まさに名の通りなのかな? さっそく見に行く。 しかし……駐車場料金を取られる……100円。 だけど「硫黄山」と「摩周湖第一展望台」セットで100円らしい。 すると片方50円か。 安い! なんだか騙されてるみたいだけど、料金を支払い「硫黄山」を見学。 あらゆるところから硫黄ガスが吹き出ている。 しかもかなりの高温。 吹き出ている地面に手を近づけたらものすごく熱かった。 さきほどのマフラーほどではないが…… すごい壮絶な風景。 だけどこの風景を台無しにするものがあった。
硫黄ガス噴出してる所のすぐ手前にある「玉子屋さん」。 拡声器で「玉子玉子玉子玉子玉子っ」と何度も繰り返している。 近づくだけでおばさんが「玉子どう?」と販売してくる。 さらに観光客が立ち入ることのできる硫黄ガス地帯で温泉玉子を作っているため、とても邪魔。 しかも5個で400円というボッタクリ値だし。 すごい勢いで販売のおばさんを無視した。
見るところもあまりなく、「摩周湖」を目指す。 15kmくらいなのですぐだ。 まずは「第三展望台」の方へ。 こちらは駐車場が無料。 湖を眺めてみる。 思っていたよりもずっと青い。 とても綺麗だ。 1982年に調査した時は「日本で一番透明な湖」だったらしい。 周囲を高さ150mくらいの崖に囲まれているため、外部からの水の浸入がないらしい。 それでこの透明度を保っている。
そして「第一展望台」の方へ行ってみる。 こちらは駐車場が有料なのだが、硫黄山で払っているので、無料で止めることができた。 こっちはかなり観光化されている。 さっそく景色を見てみる。 さきほどとアングルが違うがあまり素晴らしくはなかった。 「第一展望台」より「第三展望台」の方が景色がいいなぁ。 しかも駐車場無料だし。 摩周湖を見終えたので、摩周の市街地の方に行ってみた。 だけどただの町で何も変わりはなかった。 そろそろ網走方面に向かわなければ。
摩周湖の近くに「川湯」という温泉街がある。 4日くらい風呂に入ってないので、そろそろ入らなくては。 駅の近くの温泉に行った。 入浴料200円。 石鹸類が設置されてないので、大きな石鹸を購入。 風呂の作りは銭湯みたいな感じだった。 けれど時間も早いため1人しかいなかった。 のんびり温泉に入ることができた。 風呂上りに自動販売機で牛乳を購入。 せっかくの北海道なんだから、地元の牛乳が飲みたいなぁ。 どこの自動販売機でも「メグミルク」の牛乳だし……
体も温まったので網走方面に向かうことにした。 「屈斜路湖」という湖があるので、それを眺めながら行こう。 かなり有名な峠で「美幌峠」というのがある。 だけど網走方面から来た場合は素晴らしい峠らしいけれど、摩周方面から行った場合は普通の峠らしい。 なので、こちらから行く意味はない。 ここは今度走るとして、藻琴山の方から行くことにしよう。 途中で藻琴山の展望台に寄った。 ここから「屈斜路湖」が一望できる。 だけどあいにくの曇り空…… 残念。 ちなみにここは「藻琴山」の8合目。 おそらく1時間もあるかないで山頂までいけそう。 だけど今日はやめて、今度にしよう。 今日は大移動だから……
そして網走に到着。 昨日通ったばかりなので、見覚えがある。 「二ツ岩」を通り過ぎて、しばらく進む。 そしてクライミングエリアの駐車場にやってきた。 ここから森の中を数分歩いて崖を降りて岩場に着く。 さっそく森の中を歩く。 しかし……迷子になってしまった。
踏みあとみたいなのをたどっていったのになぁ。 クライミングのガイドブックによると「漁師の張ったフィックスロープを使い急な斜面を降りる」となっている。 とりあえず崖の方に向かってみる。 しかしそのままの崖で一歩踏み出せば30mくらい落ちて大怪我をしてしまいそうなほど。 これは降りられないなぁ。 とりあえず崖沿いを歩いてみることに。 藪があってかなり歩きにくい。 しばらく歩くと、木にビニールテープを巻きつけてある場所を発見。 これが目印か。 そしてフィックスロープを発見した。 ガイドブックに載っている地図と全然違かった。 急な斜面を降りて岩場に到着した。 だけどなんだか寂れている。 あまり良い岩場とは言えないかも……
ちょっとだけ岩場を見てすぐに戻る。 急な斜面を登るのはかなり疲れた……
とりあえず網走の用は済んだのであとは戻るだけ。 昨日インターネットに繋がることを確認したので、どこかでのんびりネットでもやろうかな。 近くにスーパーがあったので、そこで夕飯の材料を購入。 貝付ホタテが1つ100円で売っていた。 食べたいなぁ。 もちろん購入。 それと豚挽き肉を買った。 これで美味しい夕飯が作れる♪ そして昨日HPを更新したセブンイレブンの隣にケンタッキーがあった。 そこで食べながらネットでも見ることにしよう。
そういえばケンタッキーを店内で食べるのは初めて。 ケンタッキー自体あまり購入しないから。
そして1時間ほどネットを楽しむ。 やっぱりいいなぁネットは。
気がついたら16時前になっていた。 そろそろ帰らなくては…… ここから開陽台キャンプ場まで、100km以上距離がある。 まずいなぁ、暗くなっちゃうじゃん。
朝見ることができなかった「裏摩周」をもう一度見るため、来た道をそのまま引き返す。 「藻琴山」の峠でかなり寒い思いをした……
かなり暗くなって「裏摩周」に到着。 朝よりは霧が晴れていたが、相変わらず…… 残念。。。
そして猛烈な寒さに襲われたためレインコートを着る。 これ一枚でけっこう暖かくなった。
キャンプ場まであと40km弱…… 頑張ろう。
ひたすら直線道路だけど、ハイビームができないこの原付ではけっこう怖い。 後ろから猛スピードで抜かしていく車もいるし……
おまけ
「ノンフィクションの算数問題」
私は時速55kmで走っています。 3km後方に車のライトを確認しました。 ライトを確認してから3.1km走ったところでその車に抜かされました。 この車は時速何kmで走っていたのでしょう? 各計算で小数点第二位を四捨五入して答えを求めなさい」
(答えは一番下に)
キャンプ場に到着したのが20時…… 網走から4時間もかかった。 遠いなぁ。 そして遅い夕飯を作り始める。 コンロが1つしかないので、まずご飯を炊いた。 それからお湯を沸かし、貝ごとホタテを放り込む。 5分くらい煮た。 火からどけてそのまま放置。 そしてフライパンでひき肉を炒める。 味付けは塩。 これが美味しいんだなぁ。 一人暮らしのころよく食べていた。
豪華な夕食が完成した。 まずはご飯をたいらげる。 そしてホタテを食べてみる。 かなり大きい。
醤油があるけれど、そのままの味を楽しむため、何もつけずに食べる。 うん、おいしい! やっぱりいいなぁホタテ。 今夜は昨日より暖かいのでゆっくり眠れそう。 明日はまた知床半島に行ってきます。
「算数の問題の答え」
私の時速は55km、1km進むのにかかる時間を求めます。
60÷55=1.0909→1.1 1km進むのに1.1分かかります。
3.1km走って抜かされました。 私が3.1km走るのにかかる時間を求めます。
1.1×3.1=3.41→3.4 3.1km走るのに3.4分かかりました。
車は3.4分で、ライトを確認した距離(3km)+抜かされるまでに走った距離(3.1km)走ったことになります。
3+3.1=6.1 車は3.4分で6.1km走りました。
車が1分でどれくらい走れるのか求めます。
6.1÷3.4=1.7941→1.8 車は1分で1.8km走ることができます。
1時間でどれだけ走ることができるか求めます。
1.8×60=108
車の速度は時速108kmです。
夜中の道でもこれくらいの速度でとばしている車もいます。 なので夜間の運転には十分気をつけましょう。